テーラーメイドが本国の公式サイト(英語版)で、今週のPGAツアー2021年初戦に参戦中のダスティン・ジョンソンとコリン・モリカワ、ふたりのメジャー王者の最新セッティングを公開した。どんなクラブをバッグに入れた!?

まずは2020年のマスターズ王者、ダスティン・ジョンソン。彼が選んだのは10.5度のSIM2ドライバー。そこに、フジクラのベンタスブラック6Xを組み合わせている。

さらに、3番ウッドも変更。選んだのは SIM2MAX 3HLで、HLは通常ハイローンチ(高打ち出し)を意味するので、通常の3番ウッドよりもロフトの寝たタイプなのかもしれない。DJはロフトの多いクラブが好みで、それを反映したセッティングと言えそう。

2020年の全米プロ王者、コリン・モリカワはDJとはある意味真逆のクラブを選んだようだ。まずドライバーはSIM2MAXの9度。SIM2とSIM2MAXの違いはメーカー未発表のため定かではないが、前モデルを踏襲すれば、SIM2MAXはよりミスヒットに強く、直進性の強いモデルだろうと推察できる。シャフトは変わらず三菱ケミカルのディアマナ D +リミテッドの70TX。

画像: ドライバーはSIM2、3番ウッドはSIM2MAX 3HLを採用したダスティン・ジョンソン(写真はGettyImages)

ドライバーはSIM2、3番ウッドはSIM2MAX 3HLを採用したダスティン・ジョンソン(写真はGettyImages)

フェアウェイウッドはSIM2のロケット3番ウッド。これは通常の3番ウッドよりもロフトが立ったモデルで、表示ロフト13.5度を1度寝かせて14.5度で使っているようだ。

未発表ながらメジャー王者ふたりが手にして戦うことでこれらの最新モデルに注目が集まるのは必至。はじまったばかりのPGAツアー「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」では、名主たちのニューギアにも注目だ!

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