冬ゴルフに欠かせないのが寒さから身を守る防寒ウェアだが、「広い目で見るとウェアも立派なゴルフギア。自分が動きやすい服装でプレーすることは重要ですよ」というのは、業界屈指のギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人。詳しく話を聞いてみよう。

アンダーウェアの締め付け感、気にしてる?

みなさんこんにちは、ギアオタク店長の小倉です。私は大の寒がりなのですが、なぜかこの寒い時期にプレーする機会が多く、防寒グッズが欠かせません。

とくに熱を生み出してくれる高性能アンダーウェアは複数枚持っています。最強の極寒仕様は、まず上下に発熱アンダーウェアを着て、その上から上半身は半袖、下半身はハーフパンツタイプの発熱アンダーウェアを着込み、そこに厚手のチノパンとポロシャツ。さらに薄めのダウンベストを着て最後にフリースといった装いです。

画像: 冬ゴルフではアウターからアンダーウェアまで、自分のスウィングを邪魔しない防寒具選びも重要(写真はイメージ 撮影/岡沢裕行)

冬ゴルフではアウターからアンダーウェアまで、自分のスウィングを邪魔しない防寒具選びも重要(写真はイメージ 撮影/岡沢裕行)

私は足や腕、関節部分などが少しでも締め付けられたり突っ張ったりすると普段のスウィングができなくなってしまう面倒くさい部分がありまして、特にトップでわきが締まったりするとチョロします。なのでどんなに寒くてもひじから下の袖は2枚まで、締め付けるタイプのコンプレッションウェアは着ないようにしています。

これは人によってかなり差があると思います。コンプレッションウェアを着たほうが筋肉に張りが出て良いパフォーマンスを発揮するタイプの方もたくさんいらっしゃいますし、私のように締め付けられると逆に体が動かしづらく感じるタイプの方もいるでしょう。

とくに高機能でパフォーマンス向上を謳うアンダーウェアはストレッチ素材で締め付け感のあるものがほとんどです。このウェアのスウィングに与える影響は意外と大きいですが、その影響に気付かないで着用している方がたくさんいるように感じます。広い目で見るとウェアも立派なギアなんですよ。

失敗しないためには試着の際に実際に体を動かして感触を確かめるのが一番ですが、実際にコースに行ってクラブを振ってみないとわからない部分があるというのも難しいところ。色んなタイプのアンダーウェアを着回しているという方は、大叩きしてしまったときのウェアを思い出してみると、解決のヒントがあるかもしれません。

もちろん寒くてプレーどころじゃないでは元も子もありませんが、寒くても良いショットやスコアにこだわるなら自分が動きやすい、スウィングを邪魔しないウェアを選ぶことが重要ですよ。

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