こんにちは、ゴルフ記者・S子です。
ゴルフは飛距離じゃない、とよく聞きますが、私の場合距離の長いコースではとにかく飛距離が足りなくて、スコアにならない……なんてこともシバシバ。1ヤードでも遠くに飛ばすことができたらゴルフが今よりもっと楽しくなるはずですよね!
そこで、みんなのゴルフダイジェストでお馴染みの美人プロ・小澤美奈瀬さんにどうしたら飛距離アップできるのか、レッスンしてもらいました!
「ではS子さんのスウィングを見たいので、何球か打ってもらえますか?」と小澤先生の言う通り数球打つと200から208ヤードという記録が出ました。最近練習を頑張っているS子、自分のなかではかなりいい数字です。
レディースティからだと200ヤード出ればセカンドがラク。だけど、レギュラーティ(コースによりますが)からだと、200ヤード飛ばしてもセカンドが150ヤード以上残ってしまうことも多いんです。なので、欲をいえばあと10ヤードは欲しいところ! 小澤先生、もっと飛距離アップできますか?
「200ヤード飛んでいるのでもう十分だと思いますが、少し工夫してあげるだけでもっと飛距離アップできるはずですよ!S子さんの弾道は中弾道くらいなので、これを高弾道にしてあげることができたらキャリーが伸びて今より飛距離が出ると思いますよ」
なるほど! 最初に数発打った際の打ち出し角は平均12.4度でしたが、この打ち出し角が高くなれば飛距離アップできる、ということみたいです!……でも、身長156センチのS子にそんなレベルの高いことできるのかな?どんなことを意識したらいいのでしょうか?
「ポイントは手元の位置です。S子さんはフィニッシュで手元が低い。これは、低い球を打つのに有効なスウィング。間違った動きではないですが、高さを出してキャリーを出したいというときは胸を張って、手元を高くする意識を持ってあげるといいと思います」
実はフィニッシュで手元が低いのはずっと直したかったS子のクセのひとつ。そこをズバリと当ててくださって感激ですし、それを直すことが飛距離アップにつながるとは……! では、どうすれば手元の位置を高くできるのでしょう?
「フォローを意識してください。インパクトではまだ角度がついている手首をフォローでピーンと伸ばしてあげることで、ヘッドの円弧が遠くのほうにきますから、遠心力が強く振れていけると思います。そうすると、手元の位置も高くなってくると思いますよ!」と小澤先生。
始動やダウンスウィングで意識することはあってもフォロースルーでなにかを意識することはなかったな~。手首を伸ばして、胸を張って、手元を高く……と素振りでイメージしているとブン! と今まで聞いたことない音が聞こえます。これは期待大!!
さて、結果はというと、1球目はちょっとスライス気味で200ヤードとフェースが開いて当たっちゃったのに距離がまずまず出てる!そして2球目でS子のゴルフ人生で最長飛距離が出ちゃいました! な、なんと!216ヤードと、8ヤードアップしている!
「お~! 216ヤード! 今までは打ち出し角が平均12.4度でしたよね、でも今の球は14.1度と1.7度打ち出しが高くなっていますから、その分キャリーが出ましたね!手元を高くする動きを意識して行っていくことで打ち出し角はどんどん高くなってきますから、練習次第で230ヤードまで伸ばせると思いますよ!」
これは嬉しすぎる! 今まで210ヤードが目標でしたが、今日から230ヤードを目標に練習していきたいと思います!
さて、ドライバーも飛ぶようになってベストスコア狙えるかな?ってそんなことはありません。S子には苦手なクラブがもう1本(本当は1本どころじゃないけど)あるんです。それは5番ウッド……とくに白ティからプレーする際は必須のクラブですが、これがとにかく当たらない!
そんな5番ウッドがバシバシ当たるようになるため、引き続き小澤先生にレッスンしてもらいました!そのレポートは次回2月7日(日)20時半に公開しますね! フェアウェイウッドが苦手なゴルファー必見です!