こんにちは、ゴルフ記者S子です!
前回はみんなのゴルフダイジェストでお馴染み美人プロ・小澤美奈瀬さんにドライバーの飛距離アップレッスンをしてもらい、216ヤードまで飛距離を伸ばすことができました! だけど、S子の場合はセカンド以降も飛距離を稼がないとスコアになりません。とくに長いミドルやロングホールで握ることの多い5番ウッドが苦手で、なかなか思うように距離を稼げず……というケースが多いのが悩み(トホホ)。
5番ウッドがバシバシ当たればゴルフがぐっとラクになるはず!そこで、引き続き、小澤先生にレッスンしてもうこと!ドライバー同様、変化はあるのか!? 楽しみです!
早速、「まず何球か打ってみてください」と小澤先生。結果はダフリやトップのミスもあって、飛距離もバラバラ……。平らな練習場でこうなんだから、これじゃコースで当たる確率が少ないのも当然ですよね。そもそもマトモに当たるようになるのでしょうか?(泣)
「大丈夫です! S子さんのスウィングを見てみると、しっかり振れてはいるものの、インパクトでボールを“点”でとらえているから結果にバラツキがあるみたいです。インパクトが点になっていると、少しでもボール位置がズレたら当たらなくなってしまいます。インパクトゾーンを広くしてあげるといいと思いますよ!」
な、なるほど! だけど、小澤先生、どうやってインパクトゾーンを広くするんでしょう?
「S子さんにピッタリのドリルがありますよ~! まずはアイアンを持ってもらって、ボールに対していつも通り構えます。そして、そのボールよりヘッド1個分先にもう1つボールを置きますので、2つのボールをナイスショットできるように打ってみましょう!」
え……2球とも打つんですか!? 難しすぎる……。シャンクしたらどうしよう、と不安を抱えながら打ったボールはナイスショットではなかったものの、一応ボールには当たったみたいです(笑)。
不思議なもので、この「2球打ちドリル」を行っていると、2球目にも当てなきゃ! という意識があるからか、ボールの行方を追わずに最後までボールを見ることができる気がします!
「いいですね! 今までのスウィングだと、2球目のボールは空振りしてしまうくらいでした。だけど、このドリルをやって2球目のボールにも当たっているということは、インパクト後もヘッドが低く動いている証拠です!」
なるほど~!でもこれだけで5番ウッドが打てるようになるのかな~? 「ウッドのときは2球とも打つのは難しいので、構えたボールよりヘッド1個分先にもう1球あるとイメージして打っていきましょう」という小澤先生の言葉を信じて、再び打ってみると……?
結果はミスばっかりな上「ちゃんと当たれば160ヤードくらい」の5番ウッドが当たる! しかも、飛距離も180ヤード越えを連発! 打感も全然違う! なにより振っていて気持ちよくて、5番ウッドを好きになりそう……!
「低くヘッドが走っているのでパワーがとても伝わりやすいスウィングになっていますね~! インパクトゾーンが広がると、ボールがフェースに乗ってくるので、どんどん飛距離が伸びてくると思いますよ!」
うーん、2個打ちドリルの効果おそるべし。でも、街の練習場ではボール2球を打つドリルはさすがにできません。小澤先生、普段の練習ではどうしたらいいですか?
「練習場へ行く前に枯れ葉を拾って、ボールの先に置いて打つだけでも同じ効果が得られます。このときに枯れ葉は触れているのが大事になるので、フワっと浮いたら成功!そして1球目は真っすぐ飛んでいつも通りの距離が出ていたら最高ですね!」
枯れ葉であれば安心安全に練習ドリルができますね! コースでもボール2個打つわけにもいかないので、ボール10センチ先にスパットを見つけて、そこに対してヘッドを出してあげることで同じ効果が得られるみたいです!
ドライバーの飛距離もアップして、セカンド以降で飛距離を稼げる5番ウッドが打てるようになったのはとても嬉しい!これからも飛距離アップを目指すためにインパクトゾーンを広げる練習を続けようと思ったS子なのでした。