登録者数3.07万人と人気のゴルフYouTubeチャンネル「わっほーまっちゃんの日常」。そのなかで9万回以上再生されている動画が「逆目のペッタペタのアプローチ何で打ちますか?」というもの。
![画像: ペタペタの逆ラフから寄せたい!どうやって打つのが正解?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2021/02/10/7503abb0805142e4cf6d2e1ed59695c19dc8fa45_xlarge.jpg)
ペタペタの逆ラフから寄せたい!どうやって打つのが正解?
グリーン周りからのアプローチのなかでもっとも難しい状況のひとつ「逆目のラフ」。ターゲット方向と逆に芝目が向いた状態を逆目というわけだが、とにかくクラブの抜けが悪くなるため、打点がシビアになる。朝露に濡れたペタペタの芝、それも逆目となれば難易度はMAXだ。
どうすればそんな状況から上手く寄せられるのか、わっほーことプロゴルファー・岩男健一は「番手選びから注意しましょう」という。
「まず、逆目のラフでは52度やピッチングウェッジといった、ロフトが立っているクラブを選ぶことをオススメします。逆目のラフではバウンスが邪魔になるため、バウンス角の大きいサンドウェッジはNG。バウンス角の少ないクラブで転がしていくのが正解です」
![画像: 逆目ラフからはバウンスが少ない52度やピッチングウェッジを選ぼう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2021/02/10/23fb361c0a157c812ff3da0f343a9904bff7e029_xlarge.jpg)
逆目ラフからはバウンスが少ない52度やピッチングウェッジを選ぼう
通常のアプローチではバウンスを地面に当てて、ソールを滑らせるように打つのがコツだが、逆目のラフではそれができない。そのため、「ボールを直接打つイメージを持ちましょう」と岩男は続ける。
「まず構えですが、クラブのヒール側を浮かせて、ボールの近くに立ちます。そしていつもならフォローをターゲット方向に抜いていると思いますが、体をしっかり回してインサイド(左)へ抜いていくイメージを持つことです。そうすると芝に当たり負けしにくくなるんです」
![画像: スウィングでは体をしっかり回してクラブを左に抜いて行こう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2021/02/10/5d20143b497d35cb072ee9d771bb9bfa9f840393_xlarge.jpg)
スウィングでは体をしっかり回してクラブを左に抜いて行こう
逆目ラフはプロでも難しい状況のひとつだが、工夫をしたらミスを減らすことはできる。サンドではなくアプローチウェッジかピッチングのヒールを浮かせ、体の回転で左サイドに抜いていく。球筋のイメージは転がしだ。チャックリで無駄な1打を消費しないためにも、ぜひ試してみよう!
撮影協力/太平洋クラブ成田コース