タイトリストが最新モデル「TSi」に新たに「TSi1」と「TSi4」の2本が加わったことを発表した。発表初日に「TSi1」が早くも勝利を挙げるという離れ業を演じたこのドライバー、果たしてどんな性能?

アニカ・ソレンスタムの“ツアー復帰”でも話題となった米女子ツアー・ゲインブリッジ選手権を制したのはネリー・コルダ。そのコルダが使用していたドライバーが、今日発表となったタイトリストのニューギア「TSi1」だ。

画像: タイトリストのTSiシリーズに「TSi1」(左)とTSi4(右)が加わった

タイトリストのTSiシリーズに「TSi1」(左)とTSi4(右)が加わった

「TSi1」は、TSiシリーズのなかでは軽量であることが特徴のドライバー。純正のRシャフト装着の総重量は269グラムと軽量化することでスピードと飛距離を得られるというのが最大の特徴で、同時に低くて深い重心により打ち出しは高く、慣性モーメントを高めて直進安定性も高いというモデルだ。

画像: 軽量でヘッドスピード、ボール スピードアップが期待できる「TSi1」

軽量でヘッドスピード、ボール スピードアップが期待できる「TSi1」

ヘッド体積は460cc、純正シャフトの長さは45.75インチだが、カスタム対応で44.75インチの短尺仕様も選べる。価格は8万2500円税込だ。スペックだけ聞くとアマチュア向けか? という印象だが、米女子ツアーのトップ選手、ネリー・コルダが使用して勝ったことでプロの使用にも耐えるモデルであることが証明されたカタチだ。

では、もう一方のTSi4はどうかといえば、こちらはTSiシリーズのなかでもっともロースピンというモデル。コンパクトな洋梨型ヘッドで、TSiシリーズのなかでもっとも低く浅い重心によりバックスピンを減らせる設計。叩いて飛ばせるプレーヤー向けのモデルとなっている。

画像: 「TSi4」430CCと小振りで、シリーズでもっとも低く、浅い重心による低スピン性能が特徴

「TSi4」430CCと小振りで、シリーズでもっとも低く、浅い重心による低スピン性能が特徴

ヘッド体積はこぶりな430cc。ロフトは8度、9度、10度(右用)で、すべてカスタム対応となっている。価格は8万2500円税込〜。TSi1、TSi4、いずれのモデルも、発売は3月19日。既存の「TS
i2」「TSi3」と合わせて、さらに選択肢が広がった。

ピンのG425シリーズ、テーラーメイドのSIM2シリーズ、キャロウェイの新しいエピックシリーズ、そしてタイトリストのTSiシリーズと、人気の外ブラ系ドライバーもひとまずラインナップが出揃った感がある。どれを選ぶのがベストか……ゴルフシーズン到来を目前に、悩ましい日々が続きそうだ。

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