2019年の米女子ツアー「KPMG女子PGA選手権」以降、約2年間第一線から退いていた“元祖天才少女”ミッシェル・ウィが先週の「キアクラシック」からツアー復帰。今週の海外メジャー「ANAインスピレーション」へのエントリーも済ませたようだ。
ミッシェル・ウィと言えば15歳でプロ入りを果たし、海外メジャー1勝を含む通算5勝を挙げた“元祖天才少女”プロゴルファー。若くして才能を発揮してきたウィだが、プロ入り前から悩まされていた手首のケガが悪化し2018年10月に手術を決断。しかし完治には至らず、2019年の「KPMG女子PGA選手権」を最後に戦線離脱していたが、先週のKIAクラシックからツアーに復帰している(結果は予選落ち)。
ANAインスピレーションには畑岡奈紗、上原彩子、野村敏京、渋野日向子、河本結、原英莉花、笹生優花と全7名の日本選手の参戦が予定されている。
7名中4名は1998年度生まれのいわゆる黄金世代。笹生はそのさらに下、2001年度生まれの世代と国内でも目覚ましい活躍を見せる若手たちだ。
2021年になって男女通じてはじめての海外メジャー。果たして勝つのは誰か? 日本勢はもちろん、母として挑むウィにも注目だ。
※2021年3月31日15時15分 誤字を修正いたしました。