「アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI」を3位タイと上位フィニッシュし、今週の海外メジャー2021年初戦「ANAインスピレーション」に挑む原英莉花。スケールの大きなそのスウィングを、アクサレディスで現地取材したプロゴルファー・中村修が解説!

2021年に入ってからは33位タイ、棄権、予選落ちだった原英莉花選手。「アクサレディス」では3位タイと上位でフィニッシュしました。

アクサレディスは連日1000人限定でギャラリーが入っていましたが、原選手の組には多くのギャラリーがついて歩き、豪快なドライバーショットを放つたびに「おおーっ」と静かなどよめきが起きていました。原選手の魅力といえば、やはりその恵まれた体格から放たれる飛距離十分のドライバーショットでしょう。

画像: アクサレディスでは3位タイフィニッシュとなった原英莉花。次週は海外メジャー「ANAインスピレーション」に挑む(写真は2021年のアクサレディス 撮影/有原裕晶)

アクサレディスでは3位タイフィニッシュとなった原英莉花。次週は海外メジャー「ANAインスピレーション」に挑む(写真は2021年のアクサレディス 撮影/有原裕晶)

連続写真を見ると、テークバックの初期の段階で顔をわずかに右に傾けたあと、その角度がインパクトまでほとんど変わっていません。このように左目の位置が固定されることで、スウィングに軸ができています。

画像: テークバックの早い段階で体を回すことで切り返しで深く捻転差を作り飛距離の原動力とする(写真は2021年のアクサレディスゴルフトーナメント 写真/有原裕晶)

テークバックの早い段階で体を回すことで切り返しで深く捻転差を作り飛距離の原動力とする(写真は2021年のアクサレディスゴルフトーナメント 写真/有原裕晶)

そして、スウィング的には捻転差の大きさが飛距離の要因となっています。テークバックで腕が地面と平行になったタイミングで背中がターゲットを向くほど大きく回され、下半身から切り返していくことで上半身と下半身の間に差が生まれ、筋肉が引き延ばされます。それが縮む動きを利用してスウィングすることで、クラブが加速するというわけです。原選手の場合、大型プレーヤーながらスウィングテンポは早め。そのことも、捻転差を大きくする要因のひとつです。

アクサレディスでは連日ドライバー飛距離の測定が行われましたが、初日は2ホールの平均で262ヤード飛んでいました。数字も立派ですが、間近に見ると、クラブが風を切る音、インパクトでボールをとらえる音の迫力が、やはり他のプレーヤーよりひと回り大きいんです。久しぶりに生でスウィングを観察しましたが、やはり魅力ある選手です。

そんな原選手ですが、昨年末に全米女子オープンに挑んだ際、今後海外での試合に積極的に参戦することを見越してクラブセッティングを全面的に見直したそうです。その調整がまだ完全に済んでおらず、そのことで2021年に入ってからは思うように結果が出ていなかったようですが、「アクサレディス」最終日ようやく新セッティングを使いこなすコツもつかんだようです。

今週は海外メジャー「ANAインスピレーション」に参戦する原選手。もともとは海外で戦うことを見据えて選んだセッティングですから、きっと海外ではいい働きをしてくれるはず。もとより飛距離は海外選手にもまったく引けをとりません。スケールの大きなゴルフを、ぜひメジャーの大舞台でも見せてもらいたいと思います。

画像: 飛ばし屋タレント・ユージが美女プロ・高島早百合の「ドラコン用スウィング」を学ぶ!どんなスウィング?【ユージ ドラコン挑戦#6】 youtu.be

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