ゴルフのグローブには23、24、などと細かくサイズが設定されている。自分の手にピッタリのサイズを選ぶわけだが……「『ピッタリ』では大きすぎる」とクラブフィッターでスウィングコーチの関浩太郎はいう。その理由と正しいグローブの選び方を教えてもらった。

「多くのゴルファーがピッタリサイズのグローブを選びがちですが、それでは大きすぎると僕は思います。どれだけいいグローブを選んでも、少なからず伸びてしまうからです。だからこそピッタリではなく、握り拳が作りにくい程度にパツパツ感があるサイズを選ぶことをオススメします」(関、以下同)

「力士の手形と同じくらい」というほど手が大きいという関は、「ピッタリ」で選ぶならば28センチだが、実際に使用するグローブサイズは25センチなんだとか。

画像: 「握り拳が作りにくい程度にパツパツ感があるサイズを選びましょう」と関氏はいう

「握り拳が作りにくい程度にパツパツ感があるサイズを選びましょう」と関氏はいう

「伸びたグローブだと、グローブと中の手の間に隙間があることになり、必ず滑ります。それではツルツルのグリップを使っているのと同じことなんです。それだとクラブがすっぽ抜けないようにギュッと強く握るため、手打ちになりやすく、ミスの原因にもなります」

グリップがツルツルになると「そろそろ替え時かな」と工房へクラブを持ち込むもの。使い込んで伸びてしまったグローブを使うのはそれと同じ状態を放置することなのだ。だからこそ、最初はかなり小さめのものを選ぶべきだと関。それだと、伸びた状態で手にピッタリということになる。

ゴルフシーズンまっただなか。ベストスコアを目指すために、まずはグローブのサイズを見直してみるところから始めてみてはいかがだろうか?

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