アマチュアゴルファーの方でスコアがまとめられない理由のひとつに「クラブ選択のミス」があると私は思います。そのなかでも番手間の中間距離、ビトウィーンの距離のクラブ選択を誤っているケースが多いと思います。
たとえば、8番アイアンが130ヤード、7番アイアンが140ヤード打てたとして、残り距離は135ヤード。ナイスショットしても8番アイアンでは届かないし、ナイスショットしたら7番アイアンだとグリーンをオーバーしてしまう……このようなビトウィーンの距離が残ったときはどのようにしてクラブ選択をしますか?
多くのゴルファーは「8番アイアンでしっかり打とう」もしくは「7番アイアンで軽めに打とう」という選択しがちですが、それだと力み過ぎたり、ゆるんだりして思わぬミスを招きすい。なので、「手前でもいい」もしくは「奥でもいい」と決め打ちをしてほしいと私は思います。
ピッタリの距離が残っていない時点で、ピンに寄っていく確率は低いですよね。だからこそ5~10ヤード「手前でもいい」「奥でもいい」と自分自身を納得させてクラブ選びをしてほしいんです。
これって実はプロゴルファーたちも一緒で、ビトウィーンの距離は「手前でもいい」「奥でもいい」と決めて打っているんです。ただプロたちはコントロールショットを打てる技術がありますから狙える幅は異なります。だけど、根本的な考え方やクラブ選択の方法は同じなんです。
たとえば手前にバンカーがあるなら「グリーンをオーバーして当たり前」と大きめのクラブを打つことに納得しておくことが大事。このようにはっきり決めてクラブをチョイスしたほうが間違いなくゴルフがラクになると思いますよ!
みなさんもビトウィーンの距離が残ったら、この考え方をぜひ実践してみてくださいね!