ピンまで残り135ヤード。8番だと小さいし、7番だと大きい……!こんな状況は悩ましいし、ミスにもなりやすい。そこで、プロキャディ・伊能恵子に番手と番手の間の距離=ビトウィーンの距離での正しいクラブ選択と考え方を教えてもらった!

アマチュアゴルファーの方でスコアがまとめられない理由のひとつに「クラブ選択のミス」があると私は思います。そのなかでも番手間の中間距離、ビトウィーンの距離のクラブ選択を誤っているケースが多いと思います。

たとえば、8番アイアンが130ヤード、7番アイアンが140ヤード打てたとして、残り距離は135ヤード。ナイスショットしても8番アイアンでは届かないし、ナイスショットしたら7番アイアンだとグリーンをオーバーしてしまう……このようなビトウィーンの距離が残ったときはどのようにしてクラブ選択をしますか?

画像: 番手と番手の間の距離=ビトウィーンの距離での正しいクラブ選択と考え方とは?(撮影/大澤進二)

番手と番手の間の距離=ビトウィーンの距離での正しいクラブ選択と考え方とは?(撮影/大澤進二)

多くのゴルファーは「8番アイアンでしっかり打とう」もしくは「7番アイアンで軽めに打とう」という選択しがちですが、それだと力み過ぎたり、ゆるんだりして思わぬミスを招きすい。なので、「手前でもいい」もしくは「奥でもいい」と決め打ちをしてほしいと私は思います。

ピッタリの距離が残っていない時点で、ピンに寄っていく確率は低いですよね。だからこそ5~10ヤード「手前でもいい」「奥でもいい」と自分自身を納得させてクラブ選びをしてほしいんです。

画像: 古閑美保、片岡大育らのキャディを務めた伊能恵子。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬の子孫としても有名(写真は2017年のダイヤモンドカップゴルフ 撮影/姉崎正)

古閑美保、片岡大育らのキャディを務めた伊能恵子。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬の子孫としても有名(写真は2017年のダイヤモンドカップゴルフ 撮影/姉崎正)

これって実はプロゴルファーたちも一緒で、ビトウィーンの距離は「手前でもいい」「奥でもいい」と決めて打っているんです。ただプロたちはコントロールショットを打てる技術がありますから狙える幅は異なります。だけど、根本的な考え方やクラブ選択の方法は同じなんです。

たとえば手前にバンカーがあるなら「グリーンをオーバーして当たり前」と大きめのクラブを打つことに納得しておくことが大事。このようにはっきり決めてクラブをチョイスしたほうが間違いなくゴルフがラクになると思いますよ!

みなさんもビトウィーンの距離が残ったら、この考え方をぜひ実践してみてくださいね!

画像: 飛ばし屋タレント・ユージがぶっ飛びドライバーを打ちまくり!珠玉の4本から選んだのは果たしてどのクラブ?【ユージ ドラコン挑戦#8】 youtu.be

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