ブリヂストンゴルフのディスタンス系ボール「ツアーB JGR」の2021年モデルをプロゴルファー・堀口宜篤がドライバー、7番アイアン、58度のウェッジでそれぞれ試打! データを取りつつ、実際に打ったインプレッションを語ってもらった。

今年リニューアルされたブリヂストンゴルフのディスタンス系ボール「ツアーB JGR」。同名のモデルは2018年発売の初代が発売されて以降、約3年ぶりの2代目だ。初代は「飛距離モンスター」のキャッチコピー通りに飛ぶという口コミが広がり、ヒット商品となったが2代目はどうか。

画像: ブリヂストンゴルフ「ツアーB JGR」ボール

ブリヂストンゴルフ「ツアーB JGR」ボール

プロゴルファー・堀口宜篤にドライバー、7番アイアン、ウェッジでそれぞれ試打してもらった。なお、試打で使用したクラブはテーラーメイド「SIM2マックスドライバー」(10.5度)、キャロウェイ「APEXプロアイアン」(7番、33度)、タイトリスト「ボーケイ SM8ウェッジ」(58度、Sグラインド)の3本となっている。

まずはドライバーでの感触をたしかめた堀口。さっそく3球打ったデータの平均値をまとめて見ていこう。

【堀口のツアーB JGRのドライバー試打結果】
HS43.5m/s キャリー240ヤード トータル270.3ヤード 打ち出し角14.0度 ボール初速63.9m/s スピン量1593回転

「試打結果を見てみるとスピン量が平均1600回転以下とかなり少なめで、それもあってランが約30ヤード出てトータル飛距離も伸びている印象です。打感に関しては芯を感じられる硬めの感触ですね」(堀口、以下同)

堀口のツアーB JGRボールへの印象が変わったのが、続いて打った7番アイアン。ドライバーを打った際と異なりアイアンでは「ディスタンス系ボールと感じないくらいの柔らかさで、フェースに吸い付く感触がありました」という。試打結果は以下のようになった。

【堀口のツアーB JGRの7番アイアン試打結果】
HS36.1m/s キャリー162.3ヤード トータル173ヤード 打ち出し角17.8度 ボール初速49.8m/s スピン量4781.3回転

「とくに意識せずに打つと約4800回転ほどやや少なめなスピン量です。しかし、スピンをかけることを意識して再び3球打ってみると、平均で約6200回転ほど。ディスタンス系ボールと言えど、やりようによってはしっかりスピンで止めることもできそうな感じですね」

最後にスピン量の多さが重要となる58度のウェッジでの試打結果を見てみよう。

【堀口のツアーB JGRの58度ウェッジ試打結果】
HS30.1m/s キャリー81.3ヤード トータル85.3ヤード 打ち出し角31.7度 ボール初速32.1m/s スピン量6729.3回転

堀口がまず語ったのは打感。「吸い付くような感触が7番アイアンよりもさらに増しています」という。

一方スピン量に関しては「打感の印象ほどスピンがかかっている感じではない」とのことだが、7番アイアンの時と同様スピンをかけることを意識して打ってみると.「3球平均で平均8200回転としっかりスピンで止められそうなくらいかかりますね」という。

試打データをまとめてみると低スピン性能は折り紙付きで、とくにドライバーではランを稼ぎやすい結果に。一方で下の番手になるほど「ディスタンス系ながらスピンをかけようと思えば応えてくれる点と、何より打感の柔らかさが増していくのが印象的でした」と堀口。

「もちろん、同メーカーの『ツアーB XS』のようなソフトな打感のスピン系ツアーボールと比較すれば芯を感じる打感・打音ではあります。しかしディスタンス系ボールの区分で見れば、とくに下の番手はかなり柔らかめな印象ですね」

堀口は最終的にツアーB JGRを「飛ばしたいけど打感の柔らかさも欲しい、という方にオススメできるボール」と評した。これに当てはまるゴルファーは、一度コースで試してみてはいかがだろう。

協力/PGST

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