ゴルフで避けては通れないのがパッティング。ココが安定していればスコアもまとまるが、なかなか上手くいかないものだ。国内男子ツアーの永久シード権を持つ片山晋呉が実践しているという、緩まずしっかり打つためのオススメ練習法を、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが実際に試してみた!

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。松山プロのマスターズ制覇は本当に感動しました。ドライバーも安定していたし、アイアンもキレッキレでしたが、やはりパットが入ってたよね。とにかくしっかり打って、何度も良いパットを決めていました。

僕はパットは得意なほうなのですが、プレッシャーがかかるとインパクトの前で緩んじゃうことがあるんですよ。で、ショートしちゃったり、傾斜に負けてカップから逸れたり。月刊ゴルフダイジェスト6月号の「スウィングサイボーグ片山晋呉 上達の玉手箱」という連載に”しっかり打つ”ための練習方法が載っていたので、さっそく試してみることにしました!

画像: 月刊ゴルフダイジェスト2021年6月号で紹介されていた、インパクトで緩まずパッティングするための練習法を実践!

月刊ゴルフダイジェスト2021年6月号で紹介されていた、インパクトで緩まずパッティングするための練習法を実践!

片山晋呉プロといえば、通算31勝で永久シード権も持っているすごい選手です。そんな片山プロでも痺れる場面のパットではダウンスウィングでブレーキがかかってしまうことがあるのだとか。そんな片山プロがしっかり打つためにやっている練習方法が「寸止め練習」。普通にストロークするスピードで振って、ボールの手前でピタッとヘッドを止める。これを3回繰り返してから実際にボールを打つんです。

ポイントは、寸止めするからと言って、ゆっくり振らないこと。あくまでもいつもと同じスピードで振ってヘッドをピタッと止めること。

画像: いつもと同じスピードでテークバックして、ボールギリギリでヘッドを止めるようにする。これを3回繰り返してからボールを打つ

いつもと同じスピードでテークバックして、ボールギリギリでヘッドを止めるようにする。これを3回繰り返してからボールを打つ

なぜこの練習がしっかりと打つ練習になるのか? ヘッドをピタッと止めるためには体幹のパワーが必要なんです。寸止めを3回繰り返してから打つことで、体幹を使ってボールを打てるようになり、しっかりとしたインパクトができるようになるということなんです。ヘッドがスムーズに動くようになり、フェース面がブレずにスクエアに当たるようになるという効果もあるのだとか。

さっそくやってみましたが、これ、予想以上に難しいっす。寸止めしようとしても、ピタッと止まらず惰性でヘッドが動いてしまいボールに当たってしまいます。かなり腹筋に力を入れてやれば、なんとか止められるかなって感じ。これを3回繰り返すのは本当に大変です。手だけでやるとまったく止まりません。

画像: 手だけでやろうとすると、ヘッドを止めることが難しいので、どうしてもボールにヘッドが当たってしまう

手だけでやろうとすると、ヘッドを止めることが難しいので、どうしてもボールにヘッドが当たってしまう

何度かやってるうちにだんだん慣れてきて、けっこう寸止めできるようになってきましたが、かなり疲れます。ジワッと汗も出てくるし、パットの練習がこんなに大変だとは思いませんでした。でも、普段からこのくらい体幹を使って打たないと再現性の高い、しっかりとした球は打てないんだな~ってことが分かりました。

画像: 腹筋にしっかりと力を入れると止められるようになってきます。ただこれかなり疲れます

腹筋にしっかりと力を入れると止められるようになってきます。ただこれかなり疲れます

寸止め3回の後にパットすると、明らかにインパクトが強く、転がりのいい球が打てます。ただ単に強く打つという感じではなく、ボールをしっかりと押し込むというか、厚いインパクトができるような感じ。ラウンドでもこのくらいのインパクトができれば、芝目とかにも負けない球になりそうです。体幹を意識して打つことで、インパクトで緩むこともなくなりそう。これは毎日の練習や、ラウンド前の練習グリーンに取り入れれば、かなり効果がありそうだと思いました。

「気になる」が満載!『週刊ゴルフダイジェスト』の記事は「Myゴルフダイジェスト」で!

画像: 松山英樹マスターズ制覇の軌跡 (ゴルフダイジェスト 2021年 06 月号臨時増刊) 「ヒデキ、バンザイだ」。本誌特派、宮本卓カメラマンが声を上げた。派手なパーフォーマンスを好まない松山英樹が、オーガスタの赤く染まる空に拳を突き上げ、喜びを爆発させた。アジアの優秀なアマチュアに門戸を開いたマスターズ。第2回アジアアマを制した松山英樹はマスターズの切符を手にした。2011年、東日本大震災によって出場を辞退することも考えたが、周囲の後押しによって出場を決意。そして、ローアマチュアを獲得した。松山英樹とマスターズの「特別な関係」がスタートする。それから10年後の2021年、ついにその日がやってきた。松山英樹の夢、日本のスポーツファン悲願のメジャー優勝。本誌は、マスターズ開幕前から現地に入り、密着取材を敢行。コーチ目澤秀憲、ギアをサポートするダンロップ陣営、チーム松山の挑戦を追いかけた。宮本卓「マスターズ・グラフィティ」は感動を記録した完全保存版です。

松山英樹マスターズ制覇の軌跡 (ゴルフダイジェスト 2021年 06 月号臨時増刊)

「ヒデキ、バンザイだ」。本誌特派、宮本卓カメラマンが声を上げた。派手なパーフォーマンスを好まない松山英樹が、オーガスタの赤く染まる空に拳を突き上げ、喜びを爆発させた。アジアの優秀なアマチュアに門戸を開いたマスターズ。第2回アジアアマを制した松山英樹はマスターズの切符を手にした。2011年、東日本大震災によって出場を辞退することも考えたが、周囲の後押しによって出場を決意。そして、ローアマチュアを獲得した。松山英樹とマスターズの「特別な関係」がスタートする。それから10年後の2021年、ついにその日がやってきた。松山英樹の夢、日本のスポーツファン悲願のメジャー優勝。本誌は、マスターズ開幕前から現地に入り、密着取材を敢行。コーチ目澤秀憲、ギアをサポートするダンロップ陣営、チーム松山の挑戦を追いかけた。宮本卓「マスターズ・グラフィティ」は感動を記録した完全保存版です。

- YouTube

youtu.be

This article is a sponsored article by
''.