ゴルフ好きで最長飛距離338ヤードの飛ばし屋タレント・ユージが、ついに5月8日開催の「ジア・メディカルCUP 2021 日本ドラコン選手権」予選会に出場。ユージにとって、ドラコン初チャレンジとなった本大会。予選突破はなったのか!?

ドラコン初参戦! ユージの挑戦は意外な影響を生んでいた

ドラコンを含めゴルフの「競技」と名の付くものには初参加のユージだが、「僕はドラコン選手としての経験は出場選手の中で一番浅いかもしれないけど、プレッシャーへの対応力は負けていないと思うので。そこでの勝負は出来ると思っています」と会場入り後、まずは頼もしいコメントを発する。

今回は、師匠の飛ばし屋プロ・高島早百合も急遽、ドラコン女子の部にエントリーし、当日はドラコン選手として参戦。いやが上にも目立つこのコンビに、本番直前まで参加者から声が掛かる。

最初に声を掛けてきたのは、大学生の東城湧太さん。高校時代ゴルフ部だったというだけあって、スウィングは鋭い。

ユージ:ヘッドスピードはどのくらいですか?
東城:マックスで58m/sくらいですかね。
ユージ:あ、それじゃ僕と同じくらいですね。身長も同じくらいだし。初参加ですか。
東城:はい。ユージさんのユーチューブを見て。大学ではゴルフ部に入らなかったので、何かゴルフでチャレンジしたいと思って。
ユージ:あ、それは嬉しい。頑張りましょう!

さらに、女子の部に出場の伊藤知子さんも高島とユージに声を掛けてくれた。

伊藤:ユージさんと高島さんの動画見ていますよ。
高島:どうして参加しようと思ったんですか。
伊藤:コロナ禍でいろんなことが制限されている生活の中ででも、何かやらないと、と思った時に、お二人のユーチューブを見て、自分も挑戦してみようと決めました。
ユージ:じゃあ同じドラコン初心者同士ですね。お互い、頑張りましょう!

画像: ドラコン初出場の伊藤知子さん。高島とユージの動画に触発されて参加を決めたとのこと

ドラコン初出場の伊藤知子さん。高島とユージの動画に触発されて参加を決めたとのこと

自分が挑戦する姿に触発された人達がいることに感動するユージ。俄然、本戦へのやる気の火が着火するのだが、実は、これがオーバーヒート気味になる結果に……。

師匠・高島がユージ授けた作戦

いよいよ本番直前、師匠としての高島が弟子のユージに策を授ける。

高島:ココに来てあれこれ言っても余計におかしくなるので、もうあまり言いません。ただ一つ。打つ前に、思いっきりクラブをマン振りしてください。よく野球選手がネクストバッターズサークルで、打席に入る前に、ブン!とバットをマン振りしますよね。あの場で、パワーを出し切ることで、筋肉にマックスの動きをメモリーさせたり、逆に余分な力みを抜いたり、当てに行かないことに繋がったり、いろんな効果があるんですよ。だから、ユージさん。打つ前に、思い切りブン!とスウィングをしてから打席に入ってください。

ユージ:わかりました、マン振り素振りですね。OK!

画像: 直前に練習場でマン振するユージ。果たして本番は……?

直前に練習場でマン振するユージ。果たして本番は……?

ユージが参加するオープンディビジョン(年齢、性別不問)の前に、高島が参加するウィメンズ部門が行われ、高島は290ヤードで2位に50ヤード以上の差をつけて圧倒的な優勝! これを見てユージのヤル気はさらにアップ! 

そしていよいよ、本番。ユージが参戦するオープンデビジョン第8予選は、8組、22人で行われ、ユージは第7組だ。(同日直後に行われる第9予選にもエントリーしている)

会場を盛り上げるMCから「タレントのユージさんが会場を盛り上げてくれていま~す。もちろん、この後、選手としても出場するのでヨロシクお願いしま~す」と声が掛かる。

画像: MCからインタビューを受けるユージ。会場の盛り上げにも一役買っていた

MCからインタビューを受けるユージ。会場の盛り上げにも一役買っていた

ユージは、「今のこの場は、自分にとってホーム感がある」と自信を見せた。確かに、ユージは初出場の選手らしからぬ目玉選手としての存在感で、この場に馴染んでいるようにみえた。

高島:ユージさん、マン振り素振り!
ユージ:OK!

自信を持って臨んだ初めての予選だったが……

2分30秒以内に6球を打ち、既定の範囲内に収まった打球の飛距離を競うこの大会。時間配分も考えなければならないため冷静であることは必須だが、周りの声もはっきり聞こえ、落ち着いている様子。

しかし結果は、1球目がテンプラ。2球目から6球目まですべて引っ掛け。一発もコースの幅内に収まるショットが打てなかった。

落ち込む様子を見せるユージだが、数時間後の第9予選に向けて、ひとまず休憩と準備に入る。

画像: 前向きな言葉とは裏腹に落ち込んだ様子を見せるユージ。第9予選は果たして……?

前向きな言葉とは裏腹に落ち込んだ様子を見せるユージ。第9予選は果たして……?

高島:最初にテンプラを打ったじゃないですか。それに、持ってきたロングティも全部折れましたよね。これは、打とうとする気持ちが強すぎてクラブが全部上から入ってきているんです。
ユージ:なるほど。アッパーに打とうとやってきたのに、ココに来て、悪い癖が出たんだ。
高島:それを頭に置いておき、あと、これは今やれと言ってもできないから、明日からの課題として、手首を柔らかく使って、バックスウィングをノーコック気味に上げ、下半身で切り返す練習を思い出してやっていきましょう。今じゃなくていいですからね。
ユージ:わかりました。

リベンジなるか? いざ「第9予選」へ

オープンデビジョン第9予選は、8組、24人で行われ、ユージは最終の第8組に出場。

結果は1~3球目がスライスでコース外。迎えた4球目、ややダフリ気味に入ったがアッパースウィングで見事コース内に入り、323ヤードを記録。5球目・6球目はつかまりきらず、右に抜けた球でコース外、という結果だった。ユージは第9予選出場の24名中8位という結果で、一次予選突破にあと1ヤード届かないという惜敗だった。

画像: 第9予選に挑むユージ。ややダフり気味のショットだったが323ヤードを記録した。

第9予選に挑むユージ。ややダフり気味のショットだったが323ヤードを記録した。

大会後にインタビュアーから、「第8予選の後、会場にはいらっしゃいませんでしたが、高島プロと練習場で打ち込んだんですか?」と訊かれユージは、「いやいや、クラブハウス内で頭を冷やしていました」と答え、周囲を笑わせた。

会場に入るなり、周囲から声を掛けられることで、嫌が上にも「ヤル気」に火が付いた形になってしまい、タレントとしての性から、その期待や好奇の目に応えようと意識したことで「自分がやるべきことに集中できていなかった。頭がそうなっていた」という。

画像: 323ヤードを記録したユージ。第9予選出場の24名中8位という大健闘を見せた

323ヤードを記録したユージ。第9予選出場の24名中8位という大健闘を見せた

ユージ:第9予選では、周りのことを気にせずに、今までやってきたことを思い出して、かなりリラックスしてできました。だから、1球目は超スライスだけどちゃんと当たっていたことが分かりました。でもいきなり修正するとチーピンが出るので、徐々に直して行こうと思って。次第にスライスの幅を調整するようにして、それで4球目でコースの幅に入りました。残りの2球も入らなかったけどしっかり振れていた。これで大会記録も残ったし、あの一球もダフって323ヤードだったので、もっとイケるんだってわかったから、これから頑張りますよ!

これからも“ドラコン選手”ユージの挑戦に注目だ!

撮影:野村知也
撮影協力:日本長江ゴルフクラブ

画像: 飛ばし屋タレント・ユージがドラコン大会にガチ参戦!320ヤード先の「1ヤード」を巡る攻防の結果は? youtu.be

飛ばし屋タレント・ユージがドラコン大会にガチ参戦!320ヤード先の「1ヤード」を巡る攻防の結果は?

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