100切りを目指すゴルファーからよく聞くのが「100」や「101」は何度か出したことがあるのに、「99」が何度やっても出ない! という声。その理由を「数字マジックだと思います」とプロキャディ・伊能恵子はいうが……一体どういうこと?

100切りを目指すゴルファーで「あと1打で100切り!」という経験を何度もされたことがある方は多いと思いますが、それはズバリ、数字マジックかもしれません。

みなさんは、普段スコアをつけながらプレーをすると思いますが、スコアに意識がいきすぎるケースが多い気がします。ティーイングエリアで前が詰まったときなど、ちょっとした時間にスコアを数えて「残り3ホールでひとつダボでも100切りだ」というような思考になってしまいがちです。

とくに最近はスマホのアプリに入力できるようになっていて、勝手に計算してくれるから「今スコアがいくつか」がいつでもわかってしまうんですよね。そのため、数字ばかりを追いかける数字マジックにハマってしまうというわけなんです。

画像: 数字を計算してしまうことで、目の前のプレーに集中できなくなる。それが数字マジック

数字を計算してしまうことで、目の前のプレーに集中できなくなる。それが数字マジック

ゴルフでは、とにかく目の前の1打に集中することがスコアメークで大事なこと。だけど、仮に最終ホールで「ここがダボでも100切り」と思った瞬間、体が動かなくなるもの。私でもベストスコア更新のときはそうなると思います(笑)。だからこそ、できるだけ数字は考えないほうがいいと私は思います。

では、どうしたらいいのでしょうか。もちろんスコアを数えたいという気持ちはわかりますが、それでは数字マジックから抜け出せません。なので、私は一度だけでも「スコアは上がってからのお楽しみ」という感覚でラウンドしてみることをオススメします。スコアをつける以外でスコアカードを開かないようにするんです。頭の中で計算するのも意識的にやめてみるんです。

画像: 古閑美保、片岡大育らのキャディを務めた伊能恵子。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬の子孫としても有名(写真は2017年のダイヤモンドカップゴルフ 撮影/姉崎正)

古閑美保、片岡大育らのキャディを務めた伊能恵子。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬の子孫としても有名(写真は2017年のダイヤモンドカップゴルフ 撮影/姉崎正)

どうしてもスコアを数えてしまう……というゴルファーの場合は友達同士でお互いのスコアをつけて「上がってからのお楽しみ」にすることもできると思います。もちろんそれで100が切れたら儲け物ですが、少しでも「スコアを気にせずプレーする」感覚がつかめたら、それで十分。

スコア100台から90台の壁が高いな~と感じているゴルファーは、ぜひ参考にしてみてくださいね!数字マジックから解放されたら、90台はグッと近づくはずですよ!

画像: 飛ばし屋タレント・ユージがドラコン大会にガチ参戦!320ヤード先の「1ヤード」を巡る攻防の結果は? youtu.be

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