グリーンによって転がりが大きく変わるパッティング。あちこち行くなら2本はあると便利！
みなさんこんにちは、ギアオタク店長の小倉です。先日、お客様のホームコースにお誘い頂いたのでお邪魔してきました。そのコースは初めてだったのでとても楽しみにしていたのですが、難しいコースと聞いていたので若干ビビっておりました。
私はプレー前に必ずすることがあります。それはその日に使うパターを決めること。大体キャディバックには2本パターが入っており、それ以外に車にもう2本ぐらい常に入っています。
本来パターはじっくり練習できる時間があればエースパター1本で事足りると思います。しかしそんな時間は取れないので、できるだけ自分がやらなければならないことを減らそうというのが狙いです。
パッティングはプレーするコースのグリーンの芝質やメンテナンス状況によって環境が大きく変わります。重くしっかり打たないといけないグリーンと転がりが良く触っただけでカップをオーバーしてしまうグリーンを1本で対応するには練習不足ですから。
普段バッグに入れているパターは、同じヘッドタイプで重量が違うものにしています。軽いほうがエースで、重いほうが速いグリーン用です。その2本を練習グリーンで一通り打ってみて、その日のフィーリングとマッチするほうを使うようにしています。
パターを複数本持っておきグリーンに応じて使い分けることで練習量の少なさを補えると小倉氏。小倉氏の場合、グリーンの速度によって同じヘッドタイプで重量が異なる2本を使い分け、その2本も合わなかった場合に備えヘッドタイプの違うモデルも持参するという
その2本で狙ったところに打ち出せないといったどうにもならない時は、ヘッドタイプの違うモデルを使います。そうすることで1軍のパター達に嫌なイメージを持たせないようにしているのです。特に初見のコースではグリーンの状況が分からないので必ず複数のパターを持っていくようにしています。お誘い頂いたラウンドでは2本転がした結果、軽いエースパターをチョイスし、無事？ 無難にプレーすることができました。
パッティングの調子に波のある方や色々なコースをプレーする方は是非試してみてください。もちろん練習グリーンでの儀式？ をしても入らないときはあります。そんな時は自分を攻めずパターのチョイスをミスしたと考えると悩まなくて済みます。
パッティングの敵は不安や疑問です。そういった精神的な波を抱えてパッティングすると、スムーズなストロークを阻害するので、入らなかった時は今日選んだパターがグリーンや今日のフィーリングと合わなかったんだ～と考えると悩まずに済みますよ。エースパター1本で必死に練習して入らなかった時のダメージは大きいですからね……（経験談です）。
