ピンの新モデルのアイアンを米ツアーのビクトル・ホブランが使用しているという情報をキャッチし、ピンのツアーバスに突入してみると真新しい組み上げたばかりのニューモデル「i59」を発見。見たところ、マッスルバック形状だが、トップブレードは少し厚め。
ピンには同じマッスルバック形状の「ブループリント」というモデルがあるが、それよりはわずかに大きく、やさしく見える。発表前につき戒厳令が敷かれているためメーカー担当者から詳しいことは聞けないが、契約する永野竜太郎は今週から実戦投入するという。
選手への個別取材もコロナ禍で制限されているため、本人に聞く術はないが、メーカー担当者によると「スピン量があって球の高さも出る。コントロール性が高い」と投入を決めたという。
ヘッドのトウ側はネジ止めされており、中には衝撃吸収剤が封入されていそう。素材は不明だがフォージドの刻印から打感が柔らかく、ミスヒットに強いやさしさを併せ持つ、アイアンのようだ。
ほかに「GRIDE FORGED PRO」なるウェッジも発見。ややコンパクトでトップブレードのバックフェース側に厚みを持たせていることから、重心位置が低くなり過ぎないようにしているように見える。
続いてはテーラーメイド。スパイダー、トラスと人気モデルがあるが、今回は「TPコレクション」シリーズのパターを発見した。
一部のモデルには見ての通りトラス構造を採用しているが、ヘッドが少しコンパクトでトラス構造の部分も小さい。トラス構造のパターは女子ツアーで活躍する選手がこぞって使用していることからその効果は確かにありそうだ。オーソドックスなブレード型、ツノ型のセンターとマレットにブレード型でソール幅の広いタイプなど幅広くラインナップされている。“トラス”がますます人気となるか。
見ただけではわからない詳細は発表され次第お届けしよう。