救済のドロップをしたところ、救済エリアを示すティペグに球が当たり、救済エリア内に止まってしまった。この場合の処置はどうすればいい?
画像: 「すごい、飛んだわね!」「カート道だから、救済を受けていいのよね」

「すごい、飛んだわね!」「カート道だから、救済を受けていいのよね」

ティショットは今日イチの当たり。「すごい飛んでるじゃない!」「あ、でもボールはカート道にあるから、救済を受けていいのよね」

画像: 「完全な救済ポイントから1クラブ以内だから……」

「完全な救済ポイントから1クラブ以内だから……」

「救済エリアは、ニヤレスポイントからホールから離れた1クラブレングス以内よね、ここにティペグを挿してわかるようにしておいて……と」

画像: 「ひざの高さから、ドロップして……」

「ひざの高さから、ドロップして……」

画像: 「あっ!」 コロコロ、コツン……

「あっ!」 コロコロ、コツン……

画像: 「いけない、ティペグに当たったから、再ドロップよね」「ちょっと待って! 拾い上げちゃダメよ」

「いけない、ティペグに当たったから、再ドロップよね」「ちょっと待って! 拾い上げちゃダメよ」

救済のドロップをした際、救済エリアを示すティペグに球が当たって救済エリア内に止まった場合、どうする?

救済を受けるためにクラブで救済エリアを測り、ティペグでマークしてドロップした。しかし球は転がり、マークしたティペグに当たって止まってしまった。「確かドロップしたボールが何かに当たった場合は、再ドロップのはず」と、球を拾い上げようとしたところ、同伴者から待ったがかかった。

  • 無罰でそのままプレー
  • 1打罰でそのままプレー
  • 無罰で再ドロップ
  • 1打罰で再ドロップ
  • 無罰でそのままプレー
    37
    830
  • 1打罰でそのままプレー
    2
    51
  • 無罰で再ドロップ
    58
    1303
  • 1打罰で再ドロップ
    2
    55

正解は、「無罰でそのままプレー」。
プレーヤーが救済を受ける際、球を正しい方法でドロップし、球が地面に落ちた後で止まる前に、人、用具または他の外敵影響に偶然触れたとしても、救済エリアに球が止まった場合、プレーヤーは救済を完了したことになる。またプレーヤーや他の誰かに偶然触れた場合、どのプレーヤーにも罰打はない(規則14・3C)。

週刊ゴルフダイジェスト6/8号「ゴルルとルール2021」より。監修・小山混、撮影・増田保雄

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