こんにちは、ゴルフ記者・S子です!
関東は梅雨入りが発表されていませんが、あいにくの雨が続いていますね。雨だと練習場へ行くのも腰が重くて、室内でできるいい練習器具ないかな〜と探していたら、今の時期、今のS子にピッタリのアイテムを発見しちゃったんです!
距離計測器が有名なSKYTRAKさんの最新家庭用スクリーンパター練習機「EXPUTT」がそれ。ボール速度、フェース向き、ヘッド軌道など様々な数値を確認することができるみたい。
実はこれ、インスタグラムで使っている人多いな~と思っていた練習器具。テレビにつなぐだけ!という簡単、かつゲーム感覚でパター練習ができちゃう「EXPUTT」をS子も試してみました!
まずはセットの仕方から。「EXPUTT」本体とテレビを付属のHDMIケーブルで接続して電源ON! 専用マットが認識できるようにカメラをセットして、パターの位置を認識するためにフェース面のヒールとトウに付属のシールを貼ったら準備OKです!
さて、さっそく練習をはじめようと画面を見ると、カテゴリーが「PRACTICE」「CHALLENGE」「PLAY9」の3つに分けられています。
「PRACTICE」は平らなグリーン上で距離感の練習。
「CHALLENGE」はグリーンの傾斜を読んだ上で、ストローク練習。
「PLAY9」は最大4名で9ホールのパッティングゲーム。
が、それぞれできるみたいです。
全カテゴリーを試してみましたが、集中してストローク練習するなら真っすぐなラインを打てる「PRACTICE」がオススメ!
距離は15メートル以内なら自分で決めることも可能ですし、1球ずつランダムに設定しておくこともできます! たとえば、3メートルが苦手なんだよな~というゴルファーは3メートル。とにかくロングパットの距離感を覚えたいというゴルファーは15メートルに設定してストロークすることができちゃうんです。
そして、「EXPUTT」はパットにまつわる様々な数値を確認できるところが魅力的。その中でもS子がとくに参考になったのはフェースの向きで、最初は何度打っても「LAUNCH DIR(打ち出し方向)」がR1.3~1.6度と、インパクトでフェースが開いていますよ~という数値が出てしまうんです……(トホホ)。
自分ではスクェアのつもりなのに! とイメージと結果のギャップにショックを受けつつも、意識するだけで意外と数値は変わってくれて、最高でR 0.7度まで改善(?)できました! もちろん毎回上手くいくことはないけれど、ギャップに気付き、練習して、修正できたのかどうかを1球ずつ確認できるのは嬉しい!
つづいて「CHALLENGE」モードに挑戦です。これは、ランダムに設定されたグリーン上の地点から、ワンパット、もしくはOKの位置につける練習ができます。ゲームの画面のように、格子状に表現されたグリーンの傾斜を読み、ラインを決めてタッチを合わせる必要があるのですがこれが難しい!
ただ、練習としてはより実戦的なので、いざコースへ出たときもラインのイメージはしやすそうです。
最後に、S子的に一番面白かったのが、9ホールのパッティングゲーム「PLAY9」。グリーン上を舞台に、9ホールのストロークプレーが楽しめるモードです。
ファーストパットの距離はランダム。1パットで入れたらバーディ、2パットならパー、3パットならボギーというように、ゲーム感覚でラインのイメージや距離感を身につけることができるんです。しかも楽しい。
「PLAY9」は最大4名まで一緒にプレーができるので、ご家族で楽しめるのもメリットかも!ゴルファーだけではなく、ゴルフをしない奥さんやお子さんもパター1本とボールがあればできますし、お家時間がより充実したものになりそうですよね!
専用パッティングマットは1.15メートルととてもコンパクトで、場所もとらず、アパートでも問題なく使用できるほど静かにプレーできる。その上、距離感や傾斜読み、ラインのイメージも身につけられて練習になるし、ゴルファーにとって嬉しいことだらけ!
ただ、コンパクトだからこそ、ロングパットの距離感を合わせることが凄く難しかった印象。S子がロングパット苦手ということもあると思いますが、慣れるまでが大変でした。もちろんシミュレーションに慣れれば、そんな難しさも感じることなく楽しい練習になると思うのですが……(笑)。
コロナ禍で、あいにくの雨で、ゴルフ場や練習場へ行く機会が減ってきたな~というゴルファーは試してみる価値あり!と思ったS子なのでした。