全米女子オープンで勝利を収めた笹生優花。彼女が使うのが国産アイアン発祥の地“兵庫県神崎郡市川町”にある「三浦技研」のアイアンだ。笹生はアイアンにどんなこだわりを持っているのか、担当者に聞いた。

「神の手」が削るアイアン

笹生が三浦技研と契約を交わしたのは昨年5月のこと。

「昨年の春ごろ、様々なアイアンを試すなかで『三浦のアイアンを使いたい』というご要望がありました」(三浦技研の広報担当・寺村次郎氏)と、笹生側からアプローチを受けて契約に至ったのだという。

画像: 全米女子オープンを制した笹生優花は三浦技研のアイアン「TC-101」を使用(写真は2021年のほけんの窓口レディ―ス 撮影/大澤進二)

全米女子オープンを制した笹生優花は三浦技研のアイアン「TC-101」を使用(写真は2021年のほけんの窓口レディ―ス 撮影/大澤進二)

そして、三浦技研のアイアンを実戦で初使用したツアー2戦目の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でいきなりツアー初優勝。翌週の「ニトリレディスゴルトーナメント」で2連勝を挙げ、一気に注目を集めたのは記憶に新しい。

では、笹生はアイアンにどのような機能を求めているのだろうか。

「本人のご要望で、一番はパワーヒッターらしく『左に行かないこと』でした。そして、マッスルバックを希望されていたのですが、マッスルバックに比べてミスの許容度が大きい、『TC-101』を提案させていただいて、試打して軌道や弾道を確認した結果、採用してもらいました」(寺村)

笹生のクラブを削るのは“神の手”と呼ばれる三浦技研の会長・三浦勝弘氏。三浦氏が命を吹き込んだそのアイアンで、初優勝も、メジャータイトルもつかむことになる。

そして“笹生モデル”にはふたつの特徴があると寺村氏は言う。

「手元が低い位置で打つため通常よりライ角を2.5度フラットにしています。スペック的には、一般の方では打てないと思います。あとはマットホワイトクロムという仕上げになっています。彼女は光るのがイヤだということで、一切の光沢をとっています」(寺村)

画像: ライ角を2.5度フラット、光沢のないマットホワイトクロム仕上げになっている(撮影/大澤進二)

ライ角を2.5度フラット、光沢のないマットホワイトクロム仕上げになっている(撮影/大澤進二)

さらに全米女子オープンに向けて若干の削りを加えるなど微調整を施して仕上げたアイアンで、世界の頂点をつかむことになったのだ。

ギア好きゴルファーの間で熱狂的に指示される“三浦”のアイアン。笹生のメジャー制覇で、さらに注目を集めそうだ。

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