練習場だとナイスショット連発して「あれ？ 私上手いかも！」なんて錯覚が起きても、コースへ出ると練習場で打てたショットが1球も出ないなんて経験はありませんか？私はあります！
なんで練習場じゃ出ない球がコースへ行くと出るのかな…… と理由を考えてみたら、“コースでしか出ないクセ”があるのかもって閃いたんです！ そこで、練習場とコースで撮影したスウィング動画を見比べてどんな違いがあるのかをチェックをしてみました。
5下シングルの腕前を持つ上山晴香さん
何度も何度も、お風呂タイムにも見比べて気付いたのはアドレスの違い。私の場合はコースへ出るとなぜかクローズスタンスになってしまっていたんです。なんでなんでしょう……？ 理由はいまだに分かりません（笑）。
そこで私はクローズスタンスにならないためにちょっと変わったルーティンを取り入れることにしたんです。ターゲット方向とボールを結び、ボールの少し先にスパット（目印）を見つけて、そこにフェースを合わせる。ここまではごく一般的なルーティンだと思いますが、スタンスをとる際の足の動作がちょっと変わっています。
コースでしかでないクセはなにか、まずは知ることが大事だという
多くの右利きのゴルファーは、まず左足を広げ、次に右足を広げてスタンスを完成させると思いますが、私はその方法だとクローズスタンスになってしまう。なので、左、右、左、右と“チョンチョンチョンチョン”と1足分ずつスタンスを広げていくようにしたんです！ 少しずつスタンス幅を広げていくようにしたおかげでクローズスタンスになりにくくなって、コースでしか出ないミスが少し減った……ような気がしています。
練習場とコースではやっぱり状況が違いますから、“コースでしか出ないクセ”はどんなゴルファーにもあるはずです。まずはどんな違いがあるのか知るために練習場とコースの動画を見比べてみてはいかがでしょうか？
※上山さんはアマチュアのためボランティアで協力していただきました
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