ゴルフダイジェストの公式通販サイト「ゴルフポケット(Gポケット)」の商品群のなかから、とくにオススメのものを紹介する企画「あなたならどれを選びますか!?」第六弾。今回は種類がありすぎてどれを選べばいいかわからない“ウェッジ”特集です。Gポケ担当T内がわかりやすく解説します。
「ありえない」ほどスピンがかかる。グランディスタ「RS-Wsウェッジ」
「『ありえない』ほどスピンがかかる」が特徴のグランディスタウェッジに、新作が登場しました。前作の「グランディスタ RS-Wウェッジ」は嬉しいことに即完売した人気商品。
今回の新作ウェッジも迷っている間に売り切れてしまうこと間違いなしの仕上がりになっています。
グランディスタウェッジを手掛けているのは、 飛ばし屋で有名な吉田一尊プロ。今では飛ばしに特化したドライバーやシャフトだけでなく、ウェッジやパターも開発し、ポテンシャルの高いクラブを生み出しています。
今回の新作“RS-Wsウェッジ”は、前作RS-Wウェッジではセミグースだったネックを、ストレートに変更し、それに合わせてソール形状も改良されました。
そして、なんといっても、超高重心であることに注目していただきたい。
吉田プロ曰く「アプローチが苦手な方は、ソール幅の広いウェッジを選びがち。ですが、ソールが大きくなることで、重心位置が低くなるためスピン量が減り、ハンドファーストでインパクトしにくくなる場合が多くなります。インパクトの再現性を高め、スピン量を安定させる(可能な限り高スピンで!)にはどうすればいいか…」
それを考えて改良されたのが、“超高重心”設計だったというわけです。
クラブメーカー各社はネックを長くしたり、フェース上部を厚くするなど、さまざまな方法で高重心化を図っています。しかし、吉田一尊プロが着目したのは、ソケットを重くするという斬新な手法。
一般的なソケットはプラスチック製(1gほど)ですが、グランディスタRS-Wsのソケットは「タングステン製」のものを使用しています。58度のウェッジには15g、52度には10gのタングステン製ソケットを装着しました。
ソケットを重くしたぶん、ヘッドを軽くすることで、高重心でスピンがかかりやすくなっただけでなく、重心の位置も浅く(従来のクラブより前に)なりました。それにより、ヘッドがターンしやすく、つかまりも良くなりました。
また、ソールをスクェアに構えたときはバウンスが小さく(6°くらい)、開いて構えたときはバウンスが大きくなる(14度くらい)形状にしました。ヒール側も削ってあるので、開いて使いやすいウェッジになっています。
ロフトの種類は50°、52°、56°、58°をラインナップ。どのクラブもストレートネック形状なので、“前作のようなセミグースネックだとつかまりすぎて左に行くイメージが出てしまう”という方にもおすすめです。
52°よりも重いソケットを付けた58°ウェッジは、よりスピンもかかりやすいのが特徴です。
今までに体感したことがないほどのバックスピンが手に入ります!ぜひラウンドで使っていただきたいです。
グランディスタ RS-Wウェッジ
ロフト:50度/52度/56度/58度
ヘッド素材:軟鉄 S20C
ソケット素材:タングステン
ヘッド製法:鍛造
ソケット製法:削り出し
シャフト:ダイナミックゴールド HT(S200)
グリップ:エリートグリップ(ブラック)
1万回転越え連発! リグロ フォージド ウェッジ
ルール適合ながら1万回転超えでランゼロの"ドンピタ"を連発する、リグロフォージドウェッジ。
こんなすごいウェッジを作って販売しているのは、日本国内ではまだそれほど知られていない「RIGRO(リグロ)」というクラブメーカー。
超精密加工が持ち味で、今回のリグロフォージドウェッジも、0.001ミリの加工精度で溝規制ルールの限界に肉薄した「スピン性能の最高峰」を謳う激スピンモデルなんです。
フェース面を見ていただくと、一目瞭然。
「新溝ルール」によって、今では多くのウェッジのフェース面に細かな模様が彫り込まれていますが、この細くて浅い溝(ミーリング)が、ボールとの摩擦を増やし、スピン性能をアップさせています。
リグロ フォージドウェッジは、この「溝」も「ミーリング」も限りなく限界値に近い仕上がりにしました。また、フェース面にはメッキの剥離防止のためにIP加工を施し、スピン性能を長く維持できるようにしています。
プロが打った結果、スリークオーターからフルショットくらいで打つと、スピン量は52度で8000回転超え、56度では1万回転超えで安定。キャリーと総飛距離が同じという、ランゼロの「ドンピタ」を連発したといいます。
またどのクラブもフェース上部に厚みをもたせた、低重心すぎない設計にしているのも特徴です。
50~60度の5本をラインアップしていますので、プレースタイルやクラブセッティングに合わせて選べるのもいいですね。
スピンをかけてボールをギュギュッと止めたい方はもちろんですが、普段、飛距離性能の高い飛び系のボールを使っている方にもかなりおすすめです。
リグロ フォージドウェッジ
素材・製法:軟鉄鍛造
仕上げ:クロムメッキ
フェース:超精密ミーリング加工
ロフト(バウンス角):50度(7度)・52度(7度)・56度(9度)・58度(9度)・60度(12度)
シャフト:MODUS WEDGE SHAFT(105)
グリップ:イオミック Sticky 2.3 STD バックライン無(ネイビー)
ザックリ知らず! 台形ソール(DAIKEI SOLE)ウェッジ「フルスコアライン」
次は「絶対にダフらない!」という謡い文句で大ヒットした‟三角ソールウェッジ”の後継機種、「台形ソールウェッジ フルスコアライン」をご紹介します。
開発したのは、クラフトマンの木名瀬和重さん。自身もトップアマで、アプローチが苦手だったのが開発のきっかけだったそうです。
台形ソールウェッジ フルスコアラインの特徴である、マルチソール(台形ソール)の主な役割は3つ。
1つ目はトウとヒールがガバッと削ぎ落された独特な形状で、どんなライでも滑ってくれます。
2つ目に、ヘッドを開いて打つとバウンスが効きすぎると思いきや、ヒール側のソールを落としたことで、適度なバウンスでソールが跳ねなくなります。
3つ目にグリーンのカラーや花道から、ヒールを浮かせてトウで打つ場合、わずかなバウンスの効きで跳ねずに滑り、ボールだけを拾うこともできます。
ソールを台形にすることで、「スクェア・開く・閉じる」などの構えが違和感なくできて、結果もついてくるという、すごいウェッジに仕上がりました。
ヘッドは軟鉄鍛造「15C」を使用し、これまでにない軟らかな打感を実現。フェースはどこで打ってもピタリと止まるフルスコアラインを採用し、ネックは球を包み込むように打てる、ストレートでもない、グースでもない独特な形状“ネオネック”にしました。
ネック形状は好みが分かれるものですが、ネオネックならどちらのユーザーも違和感なく使っていただけると思います。
100ヤード以内から50ヤード以内、そしてバンカーまで対応可能なウェッジはかなり珍しいはず。それを可能にしたのも、台形ソールウェッジならではだと思います。
やさしすぎるサンドウェッジ。マックテックNV201 MCIプラクティスプラスSW
最後は、やさしすぎるサンドウェッジをご紹介します。
アマチュアゴルファーの天敵「バンカー」。けれど、驚くほど脱出を簡単にしてくれるサンドウェッジがあるんです。それが「マックテックNV201 MCIプラクティスプラスSW」。
マクレガーのヘッドに、フジクラの練習用シャフト「MCIプラクティスプラス」を挿したモデルです。しかし、練習用とあなどるなかれ!ラウンドで実際に使えるから、常にバッグに入れておきたくなる逸品です。
シャフトの「MCIプラクティス プラス」は、もともと「しなり」を体感するために生まれた練習用シャフトで、かなりやわらかいのが特徴。
軟らかいシャフトにはメリットがたくさん!
①しなりに合わせてスウィングする感覚が得られるため、スウィングリズムが安定。
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②コンパクトなスウィングでもヘッドを効率よく走らせることができるので、スウィングアークと打点が安定。
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③「大き目のヘッド&幅広ソール」で砂に潜らずヘッドが抜ける。打点も広い!
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④シャフトの「しなり戻り」でボールが上がるのですくい打ちにならない!
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⑤力まずにバンカーから脱出できるので苦手意識が薄れ、ますますリラックスして打てる!
バンカー専用クラブとしてキャディバッグに入れていただくもよし、打ち急ぎを防ぐ効果はそのままに、アプローチに使うもよし。日頃の練習に取り入れれば、スウィング全体への波及効果も見込めます。是非お試しください。
マックテックNV201 MCIプラクティスプラスSW
シャフト重量:102g
トルク:2.3
長さ:35.5 インチ
総重量:442g
グリップ:マグレガーオリジナルラバー48g
ヘッド素材:304 ステンレス
ロフト:56度
ライ:63.5 度
悩みを解決できそうなウェッジはありましたか? ゴルフダイジェスト公式通販ゴルフポケットでは、このほかにもさまざまな商品を取り揃えております。お時間があるときに遊びに来てくださいね。
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