「来週のコンペに向けて週末は練習するぞ」と向かった練習場では1時間待ち……ゴルフブームもあって、そんな事態に出くわすことは少なくない。そんな練習場の待ち時間を解消するサービス「PLATTO GOLF(ぷらごる)」が都内練習場にて提供しているというが、一体どんなサービスなのか?担当者に話を聞いてみた。

打席の予約や事前決済、レンタルクラブ予約ができる

混んでいるゴルフの練習場は「待ち」がつきもの。その時間が長いと1日のスケジュールにも影響を及ぼしてしまう……そんな問題を解消するため三菱地所株式会社が開発したのが「ぷらごる」なるサービス。

現在は東京都内の馬込ゴルフガーデンとトーキョージャンボゴルフセンターの2か所で提供しているというが、具体的にどんなサービスなのか? 担当の大山達也氏はこのように話す。

「『ぷろごる』は打席予約やクラブレンタル、事前決済をパッケージ化して提供するサービスです。ゴルフを始めるときにまず足を運ぶ場所が練習場だと思いますし、コースより練習場の方が身近にあることが多いので、システムをデジタル化にすることでより気軽なスポーツとして利用できるのではないかと考えました」(大山、以下同)

画像: 練習場にも「DX」の波がやってきた!?(撮影/加藤晶)

練習場にも「DX」の波がやってきた!?(撮影/加藤晶)

「ぷらごる」という名称にはプラッと立ち寄れるゴルフ練習場、そして練習場とゴルファーのプラットフォームとなるようなサービスを作りたいという二つの意味があるそうだ。

とくに休日は練習場の待ち時間が長く、それを嫌って足を運ばなくなるゴルファーもいる。しかし、「ぷらごる」で事前に打席予約しておけば待ち時間が解消され、スムーズに練習を開始できる。事前決済できるのも嬉しいサービスだし、クラブのレンタルができるのもビギナー層にはうれしいだろう。仕事帰りにちょこっと練習したい、というニーズが掘り起こせるかもしれない。

「たとえば、友人や家族と一緒に練習したいなど2名以上で来場される場合は混んでいると横並びで打席を確保することが難しいはずです。またレフティで左打席を利用したいゴルファーも同様に悩んでいると思いますが、本サービスを利用することでそういった悩みも解消されるため、喜んでいただけていると実感しております」

実際、利用したゴルファーからは「待ち時間がなくていい」「決済がラク」という声が寄せられているという。

練習場には“DX化”のメリットがある

この「ぷらごる」には、ゴルファーだけでなく、練習場側にもメリットがあるという。それが、練習場のDX化。DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で業務のデジタル化という意味だが、具体的にどんなメリットがあるのだろうか?

「(利用客の)年齢層や男女比、どのエリアから来場する方が多いのかなど、マーケティングに活かせる客観的な情報が可視化できるようになります。また、今後順調に『ぷらごる』との提携練習場が増えていくことで、ゴルファーの生活スタイルや利用シーンに合わせて複数の提携練習場を使っていただくことも可能になりますので、ゴルファーと練習場のプラットフォーマーである我々が総括して集客を行えるという利点もあると思います」

現状で、馬込ゴルフガーデンで打席予約、事前決済、レンタルクラブ。トーキョージャンボゴルフセンターでは打席予約、事前決済できる「ぷらごる」。待ち時間の解消や事前決済することでスムーズにゴルフ練習を楽しめることは、ゴルファーと練習場、双方にメリットがありそうだ。

ゴルフの練習場は、来場する前にスマホで予約していくのが当たり前……そんな時代はもうすぐそこまで来ているのかも。

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