リンクスコースと言えば小さくて深さのあるポットバンカーが大きな特徴。今年の海外メジャー「全英オープン」でも選手たちを苦しめるであろうポットバンカーに、もしハマってしまった場合はどう脱出すれば良い? ザンダー・シャウフェレがショットのポイントを米国キャロウェイの公式SNSで解説していた。
今週開催の海外メジャー「全英オープン」。今年の開催コースであるロイヤルセントジョージズGCも世界屈指のリンクスコースのひとつに数えられている。
リンクスコースの特徴のひとつに挙げられるのが、バンカーの多さ。なかでも小さく深さのあるバンカーは「ポットバンカー」と呼ばれ、一度捕まってしまうと脱出は至難の業。今大会でも選手たちを苦しめ、マネジメントにも大きな影響を及ぼすことが予想される。
ではもしポットバンカーにハマってしまった場合、脱出のためにはどう打つのが正解なのか。今年の全英オープンに出場予定のザンダー・シャウフェレが、米国キャロウェイの公式SNSの動画を通じて脱出のコツを伝授している。
シャウフェレによれば、高さを出すために「クラブの底(バウンス)が砂に当たるようにして、ボールを打ち上げましょう」という。そのために必要なのが砂の状態を足裏で確認すること、そしてもうひとつがワイドスタンスで構えることだという。
「スタンスが狭いとクラブがまっすぐ地面に向かって下りてしまいがちだけど、スタンスを広くすれば姿勢が低くなりヘッドの入射角をシャロー(浅く)にできるんだ」
もちろん全英オープンを開催する難コース並みのポットバンカーは日本では滅多にお目にかかることはないだろうが、考え方自体はアゴの高いバンカーからの脱出にも応用できる。元の動画は英語だが、ゴルファーならば言わんとしていることはわかる。ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。