中古ショップ巡りを習慣とし、つねに掘り出し物を探しているゴルフ業界人、通称「中古名器ハンター」が時間の審査を経て“名器”と呼ばれるに至った中古クラブをハンティング! 今回は、女子プロたちが長く愛用したドライバー名器!

2015年発売モデルだが、女子プロたちが長く使った

最近復活の初優勝を挙げた堀琴音プロ、そして飛ばし屋・松田鈴英プロらが異例とも言えるほど長く愛用していたドライバー、それがブリヂストンゴルフ「J815」です。

発売は2015年3月ですから、もう6年以上前のモデル。それでも堀プロは最近まで、松田プロも長く愛用したものが2019年に破損するまで使い続けていました。

その特徴はなんといってもその斬新なクラウンデザイン。アメコミのヒーローみたいと発売当時に話題となり、賛否両論が業界の内外で出た挑戦的なデザインでした。

画像: ブリヂストンゴルフ「J815」は堀琴音や松田鈴英が長く愛用したドライバーとしても知られている

ブリヂストンゴルフ「J815」は堀琴音や松田鈴英が長く愛用したドライバーとしても知られている

当時のブリヂストンは、「ツアーステージ」ブランドから「ブリヂストンゴルフ」へと、ブランド切り替えの端境期。重心距離が短く浅いプロモデルから、現代風の重心が深くつかまりの良い、バランス重視のクラブへと性能面でも切り替わった時期でした。

結果、できあがったJ815は操作性も残しつつもつかまりの良い、非常に高性能なモデルに。惜しむらくはその奇抜ともいえるデザインが市場ではあまり評価はされなかった点でしょうか。大ヒット! とはいかなかったものの、女子プロたちが長く使うことで、あとになって評価が高まっていったドライバーでした。

発売から6年。価格は状態次第ですが1万円前後と非常に手に取りやすいところに落ち着いています。つかまり、振りやすい、やさしさのバランスがとれた女子プロ好みの名器。今でも手に取る価値の十分にある中古ドライバーです。

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