ゴルファーから長く愛され、発売から時間が経っても最新モデルに負けないパフォーマンスを発揮するクラブを「名器」と呼ぶ。そんなお宝クラブを中古マニアの業界人、通称“中古クラブハンター“が紹介。今回はパター!

シャフトの軸線よりもフェース面が「前」にある

中古名器のなかで、もっとも時代を超えて愛されるものといえばやっぱりパターです。数多くの名器が生まれていますが、そのなかから今回ピックアップしたのは時代のあだ花的名器、オデッセイの「バックストライク」です。今見ても変わった形状ですよね。

画像: オデッセイ「バックストライク」

オデッセイ「バックストライク」

シャフトの軸線よりも打面が前(ターゲット方向に出ている)にあるこのパターのいいところは、球が強く出てくれるところです。自分が想定しているインパクトのポイントより前に打面があるため、“打てない“ということがなく、勝手に球が行ってくれるんです。

もうひとつの特徴は、机に横たえたときにフェース面が上ではなく斜めでもなく真横を向く点です。これは、ストローク中にフェース面の開閉が極めて起きにくいということを示します。

フェースの開閉が起こらず、思ったよりも球が強く出てくれる。この機能はこのパターだけが持つ唯一無二と言っていい個性で、ほかに代替できるモデルがありません。2020年にはオデッセイのストロークラボシリーズに、このバックストライクによく似たモデルが加わっています(ストローク ラボ ブラック シリーズ BIG SEVEN TOE UP パター)が、それに合わせて「初代」が再評価されるかもしれませんね。

“打てない“という悩みを抱えるゴルファーが手に取る価値のある中古名器だと思います。

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