ユージ自前のM4で飛距離対決！
ユージ：今回は僕が普段コースで使っているM4ドライバーを使って、誰が一番飛ばせるか対決しようと思います！
ユージ自前のドライバー縛りならドラコンプロにも太刀打ちできる!? M4ドライバーで飛距離対決！
豊永：シャフトは45.5インチ。硬さもあってしっかりしていますね。バランス的には振りやすそうです。
小井土：僕も以前M4使っていた時期があるので、頑張りますよ！
ユージ：ちなみに、実は以前このM4ドライバーを元日本代表のドラコンプロ・和田正義さんに打ってもらったことがあって。そのときの記録がヘッドスピード61.2m/s、トータル376ヤードでした。今回はこの3人で飛距離対決しつつ、和田さんの記録超えに挑戦してみましょう！ では、まず小井土プロからお願いします！
小井土：わかりました。
【小井土プロの結果】（☆印が最高記録）
１：飛距離326.3ヤード
２：飛距離323.5ヤード
３：飛距離321.8ヤード
４：飛距離313.6ヤード
５：飛距離330.8ヤード
６：飛距離343.4ヤード（☆）
小井土：う～ん、つかまらなかったですね。3打目はヘッドスピードが57.0m/s出たんですけど、スピン量が3490回転あったので飛距離が出なかったです。
ユージ：でも6打目で最長の343.4ヤード。最後に最高飛距離を出すところはお見事でした。
小井土：ようやく最後だけつかまったんですけど。もう少し飛距離は欲しかったですね。
――続いてはユージが挑戦。勝手知ったるマイクラブだが、結果はいかに？
【ユージの結果】（☆印が最高記録）
１：飛距離292.1ヤード
２：飛距離246.1ヤード
３：飛距離276.2ヤード
４：飛距離320.4ヤード（☆）
５：飛距離228.2ヤード
６：飛距離272.1ヤード
ユージ：僕も小井土さんと同じで、つかまらなかったです……。
小井土：ほとんど右のOB方向で「ファ～！」でしたね（笑）。
ユージ：僕のドライバーなんですけどね。4打目だけはつかまってくれてスピン量も2510回転で、これが唯一の300ヤード超えでした。
――そして最後に挑戦するのは豊永。
【豊永プロの結果】（☆印が最高記録）
１：飛距離316.7ヤード
２：飛距離371.7ヤード（☆）
３：飛距離310.8ヤード
４：飛距離302.5ヤード
５：飛距離311.3ヤード
６：飛距離290.6ヤード
ユージ：1打目はつかまらなくて、僕と同じ流れで右に「ファ～！」だったんですが、続く2打目でヘッドスピードが60.6m/s、スピン量が1665回転、トータル371.7ヤード。これが最高記録でした。これって、1打目からどこを変えて打ったんですか？
豊永：1打目を打ったときに、シャフトのキックポイントの特性的に先端が動くクラブだというのが分かったので、2打目から打ち方……インパクト時の手元の位置を変えました。いつもは手元を先（飛球方向）に出してハンドファーストの形でインパクトをするんですが、2打目は同じハンドファーストではあるんですが、手元を若干内側に入れるイメージで打ちましたね。
ユージ：それは、また何で？
豊永：手元を内側に入れることで、クラブの先端が動いて球を弾くタイミングが合えば、つかまって飛ぶと考えたんです。
ユージ：それを1球打ってすぐに見抜いたということですか、すごいなぁ。ただ、3打目以降は飛距離が伸びなかったですね。
豊永：タイミングが合わなくて、ちょっとスピンが入り過ぎましたね。
ユージ：ということで、第一回のパーシモン、第二回のメタルドライバー飛距離対決に続き、第三回のユージM4飛距離対決も豊永さんの優勝ということになりました。
豊永：ありがとうございます！
ユージ：3人の対決は決着しましたけど、和田さんの記録は376ヤードですから、二人とも勝てなかったということですね。
豊永：勝てなかったですね。そう考えると改めて和田さんの凄さを思い知りましたね。
ユージ：ほんと和田さんって凄いですね。
小井土：う～ん、悔しい！ 僕も鍛え直して再挑戦します！
