中古クラブの中から「これは!」というモデルを紹介する、中古クラブに詳しい通称“中古名器ハンター”。今回注目したのは2016年発売、スリクソンのポケットキャビティアイアン!

4月に松山英樹プロがマスターズを制覇。その影響で、スリクソンのクラブがよく売れたようです。松山プロがマスターズで使用していたのはスリクソンのZフォージドというマッスルバックアイアンですが、中古名器ハンターとしてオススメしたいのは2016年発売のZ565アイアン。

スリクソンのアイアンは、マッスルバックがあり、7シリーズというハーフキャビティアイアンがあって、5シリーズはポケットキャビティのアイアンです。

よく、「アマでも使えるプロモデル」みたいな売り文句のアイアンがあります。ロフトがある程度寝ていて、シャープで、寛容性と操作性を兼ね備えているタイプを指す言葉ですが、Z565に関していえば「プロでも使えるアマモデル」といったほうがいいようなやさしさがあるのが特徴。

画像: 2016年に発売されたスリクソン Z565アイアン

2016年に発売されたスリクソン Z565アイアン

ロフトは7番で31度。プロモデルとしては最大限ロフトが立った設定で、実際によく飛びます。これに飛びついたのが女子プロたちで、香妻琴乃プロや小祝さくらプロら、多くの女子プロが使用しました。男子の稲森佑貴プロもバッグに入れていましたね。

このアイアンがいいのは、ポケキャビの溶接フェースならではの打感の悪さがなく、フィーリング面が非常にいい点で、これが高いプロ使用率につながったのだと思います。7シリーズと比べたら1番手くらい飛んでくれる飛距離性能、寛容性の高さといった点は、アマチュアが使っても十分にメリットを感じられます。

中古価格はだいたい4万円台と価格もこなれています。やさしさとシャープさを併せ持ったアイアンを中古で探している人は、候補にいれてもらいたいクラブです。

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