こんにちは、ゴルフ記者・S子です。
最近、打席に弾道計測器を導入する練習場が増えてきたな~と感じています。私が行ったことのある練習場でいえば、都内ならスウィング碑文谷にトップトレーサー・レンジが導入されていますし、神奈県にあるハンズゴルフクラブはトラックマンが導入されています。
残念ながらS子は都内住みではないので仕事以外では中々行く機会がなくて、羨ましいな~と思っていたんです。すると、ほんの数カ月前にいつも通っている練習場(千葉県にある『ピピゴルフリゾート』)にトップトレーサー・レンジが導入されたとか!まさかS子の願いが届いたのかも……(違う)?
使い方はとても簡単。専用のアプリをダウンロードして、メールアドレスとパスワード、そしてニックネームを決めるだけ登録は完了。あとは練習場を検索するだけで打席のトップトレーサーと連動することが可能になります。
実際に使ってみると、これがもう最高の一言。なにが最高なのかというと、一番はもちろん飛距離や方向を確認できるところ。S子は簡易的な距離計測器は持っているため、飛距離は全番手把握しているつもりでしたけど、それはトータル飛距離。キャリーが〇ヤードでランが△ヤードという細かな数値まで把握できてはいなかったので、これはラウンドで役立ちそうな気がします!
というのも、実はコースへ出たときに感覚的にはちゃんと打てたはずなのに届かない……という状況になることがたびたびあったのですが、実は想定しているよりキャリーが出ていなかったことが判明!悲しいけど、ちゃんと計測することで次から番手を上げる選択をするはずなので、ショートする状況はなくなるかな~と今から(自分に)期待しています(笑)。
もうひとついいなと思うのが、ナイスショットの「確率」がわかること。トップトレーサー・レンジでは、1番手に対して5球以上打つとショットの安定性のパーセンテージがでるんです。たとえばS子の場合、サンドウェッジから9番アイアンまでは70%前後と(S子的には)すこぶるいい数値! だけど、8番アイアンより上の番手は60%台以下と極端に数値が下がる……。
もちろんウッド系は飛距離を出すクラブだからある程度仕方ないとしても、グリーンに乗せたいアイアンの確率が低いのはよろしくないですよね。
一体なんで確率が下がってしまうのかと、9番アイアン以下と8番アイアンの数値を確認すると「距離のズレ」というより「方向性のズレ」が大きいことが判明。どうやら8番より上の番手だと、無理につかまえにいくがゆえのチーピンが出ているみたい。これじゃあグリーンサイドのバンカーにつかまるはずだよな〜と、スコアがまとまらない原因を見つけることができたのは大きな収穫です!
安定性のパーセンテージがわかることで「いい数値を出したい」と思えるから自然と集中力が高くなるし、つかまえる意識も減ってくる! 練習効率が上がる気もします。
もちろん他にも有名コースでのプレーを模擬体験できるバーチャルゴルフやドライビングチャンレンジなど面白い機能がたくさんあって、仲間と楽しむのにも良さそうです。S子は自分自身の課題を見つけられるトップトレーサー・レンジにしばらくハマりそうです(笑)。