「狙った方向に真っすぐ構えられる」ことが大事
私には、初心者のころからやっておけば良かったな〜と思っている練習があります。それはズバリ「アライメントをとる練習」です。
多くの方と同じように、私はゴルフをはじめたばかりの頃、ターゲットよりも右に向いてしまうのが悩みでした。せっかくナイスショットしたのに右に飛んでしまって、「スウィングが悪いのかな？」と悩んだり。
5下シングルの腕前を持つ上山晴香さん
そんななか、私はシングルの腕前を持つ父に「狙う練習をしてみたら？」と言われたのをきっかけに、練習場にある旗を狙う練習を始めたんです。そこで、全然狙った通りに構えられていないことに気がついたんです。ぜんぶ旗より右に飛んでしまってましたから（笑）。
どんなにスウィングを作っても、狙った方向に真っすぐ立てないなら意味がない！ そう思った私は「アライメントをとる練習」徹底することにしました。
とはいえ、なにか特別の工夫をしたわけではなく、ボールと飛球線方向の間にスパット（目印）を見つけて、それに対してスクェアに構えるというシンプルな方法。それを真っすぐ構えられるように何度も反復したんです。。後方から動画を撮ったり、コースでは同伴者の方に真っすぐ向けているか確認したりして。正直にいうと、コツなんてものはありません（笑）。
スウィング作りをしても結果が目に見えてくるのは半年後や1年後ですよね。だけど、「アライメントをとる練習」はスウィングより結果が出るのは早いんです。なのに、ミスショットしても方向が合っているから大ケガにはつながりにくくなって、効果は大きい。
ゴルフを始めたころはクラブを振ることばかりに気をとられてしまいがちですが、「アライメントをとる練習」を取り入れていくことは確実にスコアアップにつながります！ みなさんの参考になれば嬉しいです！
※上山さんはアマチュアのためボランティアで協力していただきました
