番手と番手の間の中途半端な距離。いわゆる「ビトウィーンの距離」は打ち方も番手選びも悩ましい。大きめか? はたまた小さめが正解か!? 関東在住匿名5下シングル氏は「大きめ、小さめ、どちらでもいいです」というのだが……?

違いは手前か奥かだけ。7番フルショット、8番フルショット、どちらも正解

「ビトウィーンの距離」って、難しいですよね。7番で気持ちよく振ると150ヤード。8番だと135ヤード。じゃあ142ヤードをどうやって打つ? というのはゴルファー永遠のテーマのひとつだと思います。

7番軽めか、8番フルか。7番で軽くフェード目に打っていくか……おそらく、そのすべてが正解だと思います。そして、グリーンの形状、ピンポジション、風、ライやその日の調子によってその正解も変わっていくと思います。

プロレベルやトップアマのレベルなら、まさにこの状況に応じた打ち分けが求められるのだと思います。しかし、私はハンディキャップがゼロより多いアマチュアは、基本的にフルショットをベースにすべきだと思っています。ビトウィーンはただでさえ難しい状況ですから、ただでさえ心に迷いが生じやすいです。そんななか、細かいテクニックを使うよりもシンプルにフルショットで攻める。そのほうがリスクは格段に少ないからです。

画像: ビトゥイーンのときは小細工せずにフルショット、がもっともシンプルだ(撮影/大澤進二)

ビトゥイーンのときは小細工せずにフルショット、がもっともシンプルだ(撮影/大澤進二)

グリーンは、だいたい奥行きが30ヤードくらいあります。そして、一般営業のグリーンならば、エッジからピンまではだいたい10ヤードくらい離れています。つまり、ピンまで142ヤードの状況であれば、7番で打っても8番で打っても上手に打てれば乗るんです。

7で打てば奥につくし、8で打てば手前につく。それだけのことで、どっちでもいいんです。できれば出前がいいですが、「奥から極端に速いグリーン」って、ありそうで意外とないですから奥でも構わない。あとはパットをがんばって、なんとか2パットで上がればいいんです。小細工をしてガードバンカーに入れるより、そのほうがずっとスコアをつくりやすい。

ビトウィーンのときはフルショット。持つ番手は大きめと小さめ、どっちでもいい。こう覚えておくと、ゴルフがシンプルになります。そして、いざ番手の距離ピッタリのときに、気持ちよく振り切ることができますよ!

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