中古ショップ巡りを習慣とし、つねに掘り出し物を探しているゴルフ業界人、通称「中古名器ハンター」が発売から時を経て“名器”と呼ばれるに至った中古クラブをハンティング! 今回は、ナイキの名器マッスルバックアイアン!

最近ゴルフをはじめたという方はもしかしたらご存知ないかもしれませんが、ほんの少し前まで、ナイキもゴルフクラブを作っていました。

タイガー・ウッズがゴルフ界に登場したのを機にゴルフに参入。ゴルフ界では後発メーカーだったため、斬新(奇抜?)なアイデアを多く出してきて、ここ20年のなかで面白いプロダクトがとりわけ多いメーカーのひとつです。

なかでも印象的なのは「四角いヘッド」で話題となったサスクワッチSUMOスクェア。バケツを叩いたようなとも評された特徴的な打球音、そして当時としては革新的だった高慣性モーメントヘッドは大きな話題となりました。

画像: ナイキ「VRプロブレード」(撮影/姉﨑正)

ナイキ「VRプロブレード」(撮影/姉﨑正)

なのですが、2021年の今でもオススメできるプロダクトとなると、なんといってもアイアンです。とくに「VR」シリーズはタイガー・ウッズの意向をふんだんに盛り込んだ超正統派のアイアンとなっています。

なかでもプロに人気だったのがVRプロブレード。テーラーメイドに「P7TW」というタイガー・ウッズモデルのマッスルバックアイアンがありますが、それに通じる美しい形状を持つマッスルバックです。当然、今使ってもなんの問題もありません。

ただ、中古クラブのマニアの間では知られたモデルで、発売から時間が経った今もそこそこの値段がします。しかし、見かけたら一度は手にとってもらいたいアイアンなのは間違いありません。

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