中古ショップ巡りを習慣とし、つねに掘り出し物を探しているゴルフ業界人、通称「中古名器ハンター」が時間の審査を経て“名器“と呼ばれるに至った中古クラブをハンティング! 今回はヨネックスが送り出した異色のパター名器!

新品同様、中古市場でもパターは海外ブランドが人気です。オデッセイとスコッティ・キャメロンが2強を形成し、そこをテーラーメイドやピンが追うという構図。

国内メーカーは正直その後塵を拝しているのが現状ですが、そんななかで一際個性的なモデルとして注目を集めたのがヨネックスの「トライプリンシプル」です。

巨大な長方形の幾何学的なヘッド形状。1mのパットが90%以上の確率で入る! というキャッチコピーとともに2013年に登場し、片山晋呉プロが使用するなど、大きな話題となりました。

画像: ヨネックス「トライプリンシプルパター」。片山が使用するなど注目を集めた名器パターだ

ヨネックス「トライプリンシプルパター」。片山が使用するなど注目を集めた名器パターだ

これだけ独創的な形状なものを世に出したことがまずすごいですし、しかも売れたのがすごい。その後、今に至るまで後継機にあたるモデルがリリースされ続けていますが、やはりもっともインパクトがあったのは「初代」でしょう。

使ってみるとライ角がフラットなこともあって意外とシャープに動き、それでいて寛容性は高いという不思議な使用感。たしかにショートパットに強い感じがします。

難点はこのパター、その人気から中古市場での価格があまり下がっていないこと。逆にいうとそれだけ価値が衰えないパターとも言えます。見つけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

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