みなさん、こんにちは! ゴルフ記者・S子です。
週末は日本で行われたPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の中継を観ていたというゴルファーも多いのではないでしょうか?
実はS子、一昨年に開催した「ZOZOチャンピオンシップ」初日に現地取材をしていて、タイガー・ウッズについて回っていたんです。そのときはタイガーのプレーに何度も興奮を覚えました! あの感動は忘れもしません!
それで今大会でもあの感動を! と思ったのですが……、コロナ禍のなかでの開催とあって取材陣も限られた人数のみ。でもどうしても観たい! ということで私は最終日のチケットを自腹で購入しまして、現地観戦してきました~!
そしてやっと会場に足を踏み入れることができた今大会では、松山英樹選手のプレーに感動させられちゃいました!
最終日、松山選手のスタートは10時50分。私が会場入りした時刻は8時30分なので、松山選手がスタートするまでに色々な選手を見ようと大ファンでもあるリッキー・ファウラーの組について回りました! すると、ギャラリーにはリッキーカラーとも言えるオレンジのウェアとプーマの「P」マークがついたキャップを被っている方がチラホラ。S子もPキャップを被ってくればよかった……。
他にもウィル・ザラトリスやザンダー・シャウフェレなどさまざまな選手を見ているとあっという間に10時過ぎ。松山選手がスタートする30分前に1番ホールのティーイングエリアへ向かうと、人、人、人!(笑) とにかくギャラリーが多くて身長156センチのS子は選手の頭さえも見えません。
なので、作戦変更!
松山選手のプレーを少しでも多く見るために、先回りしてティーイングエリアや2打目地点、グリーン周り……いろんなところから観戦することにしました。2番ホールのティーショットを見たら3番ホールの2打目地点へ移動というようにまるで”アイドルの出待ち”感覚で観戦していました(笑)。
それが我ながらナイス作戦(?)で、松山選手のアイアンショットが間近で見られてもう、大興奮状態です!
とはいえ、移動中は松山選手のプレーを見られないのでスマホでGOLFTVを流しながら、状況をチェック。周りにいた同じような観戦の仕方をしていたギャラリーの方は中継上で松山選手がバーディを決めると小声で「おお~! ナイスバーディ!」と友達とハイタッチされていました! もちろんS子も一緒にきていた友人とハイタッチ(笑)。
そして大事な18番ホールは絶対グリーン付近で見たい! と思ったS子は松山選手が16番ホールをプレー中にS子は18番ホールのグリーン左サイドへ移動。ピン位置も見えて、(小さいけど)セカンドショットも見えるベスポジを確保! 2位のキャメロン・トリンガーリ選手に2打差をつけて最終ホールをスタートした松山選手のティーショットはフェアウェイ真ん中をキープした様子。
アマチュアゴルファーのS子的には2打差あるし、3打目勝負で確実にパーを取るマネジメントをするのかな? と思っていました。だけど、松山選手が持っているのはなんとフェアウェイウッド。
最後まで攻めるゴルフを貫いたボールはピンの根元に着弾し、3メートルのイーグルチャンス! そのショットに鳥肌が立ち、興奮と感動が押し寄せてきました! そしてイーグルパットを沈め、終わってみれば2位と5打差をつける完勝!
松山選手がグリーン上へ上がるときは18番ホールのグリーンに西日が差していて、マスターズで優勝した瞬間を思い出させるようなシーン。……もう一回言います、めちゃくちゃ感動しました。
松山選手、本当におめでとうございます!
チケットは2万5千円と高い買い物かと思いきや、お得に感じるくらい素晴らしいプレーを見せてもらえちゃいました! 帰りにはZOZOキャップもゲットできて大満足、来年もぜひ見に行こうと思ったS子なのでした。
撮影/姉崎正