フォーティーンのカスタマイズ性豊かな長尺ドライバー「DX-001」を、プロゴルファー・中村修と堀口宜篤が試打! どのような性能になっているのかたしかめた。

最新のドライバーは可変ウェートやネック調整機能など、ある程度性能の変化させることのできるモデルが一般的となっているが、そのなかでもヘッド重量、クラブの長さ、ロフトを好みに設定できるとカスタマイズの豊かさを謳うのが、フォーティーンの「DX-001」ドライバーだ。

画像: フォーティーンの長尺ドライバー「DX-001」をプロが試打!

フォーティーンの長尺ドライバー「DX-001」をプロが試打!

目を引くのはクラブの長さが変えられる「可変クラブ長」というワードだが、もちろん1つのシャフトの長さを変えられるわけではない。要するにクラブ長のラインナップがかなり豊富なのだ。オリジナルシャフトにラインナップされているクラブ長のデフォルトは46.75インチと47.75インチの2種類だが、47.75インチから46インチまで、0.25インチで特注対応が可能となっている。

デフォルトのクラブ長ラインナップからも察せられる通り、DX-001は長尺での使用を想定されたモデルで、ヘッド重量を180グラムと軽量にすることで振りやすさを高めている。

画像: フォーティーン「DX-001」ドライバー(写真は10.5度のHTモデル)

フォーティーン「DX-001」ドライバー(写真は10.5度のHTモデル)

また、ソール後方のウェート重量は1~16グラムまで全13段階から選んで付け替えることができ、46インチなら16グラムが標準、47.75インチなら2グラムが標準、といったようにクラブ長によって標準の重量も変わってくる。

ネック調整機能によってロフト角、ライ角、フェース角も8段階調整可能。ロフト角も10.5度モデルのHT、7度のLTの2種がラインナップ。7度とかなり立ったロフトがラインナップされているのも長尺モデルならではといったところだろう。

つまり振りやすく設計された長尺ドライバーを、クラブ長、ウェート、ロフトの選択によってさらに自分に合うようにカスタマイズできるというわけだ。ではDX-001の性能はいかほどなのか、今回は46.75インチ、47.75インチ、そして46インチと3種のシャフトを用意し、プロゴルファー・中村修と堀口宜篤の2名に試打してもらった。

まずDX-001のなかではもっとも短い46インチと10.5度モデルを組み合わせ、ネック調整機能はニュートラルポジションのまま両者に試打を行ってもらうと、両者とも「かなりつかまる、というかヘッドがアップライト過ぎて引っかけ気味になってしまう」と口をそろえる。

しかし続いて46.75インチと10.5度モデルを組み合わせて打ってみたところ「なるほどな」と感心しましたと堀口は言う。

「見え方は依然アップライトですが、クラブ長が長くなったことでフェースの向きに対してシャフトがピッタリ合ってくる感じがします。長尺になったほうが逆に打ちやすくなった感じです。弾道的にもストレートからややドローの理想的な弾道で、ヘッドスピード45.8m/sで平均265.7ヤード飛ばせています。シャフトが長いぶん少し遅れてヘッドが来るから打ちやすいです。弾き感がある打感で、軽いから振りやすく初速も出ますね。ヘッドスピードも長さのぶん上がっていますね。これは面白いかも」(堀口)

中村も「私の場合ヘッドスピード46.6m.sで平均269.3ヤード。この長さだと、こういうアップライトなヘッドじゃないとつかんでこないんでしょうね」と分析。「ヘッドがかなりアップライトだった理由がわかりました、長尺に合わせた設計なんですね。長くなるとアップライトの度合いが減ってきて打ちやすくなってきます」と言う。

さらに46.75インチを打ったことで「もしかすると46インチでも、ネック調整機能をフラットに調整すれば打ちやすくなるのでは?」と両者。さっそく試してみると、「めちゃくちゃ良い! まったく別モノのクラブになりますよ」と堀口が驚く。

「ニュートラルポジションだとアップライト過ぎたのが、フラットポジションに変えるとつかまり過ぎず、しっかり振っていける46インチになりましたね。ネック調整機能ひとつでここまで性能が変わるクラブってなかなかないですよ。ヘッドとして良くできています」(堀口)

続いてDX-001のなかではもっとも長い47.75インチを試打したインプレッションも聞いてみよう。

「さらにアップライトな感じが減ってきて、真っすぐが打ちやすいクラブになりました。かなりクラブ長が長いはずなのですが、違和感は全然ないですね。ヘッドスピードも47.8m/sに上がり平均276.3ヤードと飛距離もさらに伸びています。実は僕自身長尺が苦手で、短いほうが飛ぶタイプなんですが、ヘッドの軽さのおかげもあってか楽に打ちやすくて距離も出ます。これは一般的なアマチュアゴルファーでも十分使えますね」(堀口)

中村も「やはり長尺ですからその感覚に合わせてあわてず振らなければいけませんが、これだけ長さを変えてもちょうど良くなるようにうまく作っていますね」と高く評価。

「たとえば異なる長さのシャフトを複数用意しておいて、コースによって長さを変える、なんていうのも全然アリだと思います。ひとつのヘッドでここまで幅があるのはかなり面白いですよ」(中村)

プロ2人はDX-001のカスタマイズ性と、異なるクラブ長にも対応するヘッド性能を高く評価。そのうえで「今より飛ばすことに関心のある方、一度長尺ドライバーを試してみたかった方にはすごくオススメです」という。

「工房でシャフト、ヘッドから作ると費用もかかりますが、DX-001は売っているモノを自分で組み合わせて手軽に自分に合った長尺モデルを手に取れるのが良いですね。飛距離を伸ばすという楽しみを身近にしてくれる良いクラブですね。10.5度モデルはもちろん、7度モデルもある程度ヘッドスピードが出せる方なら引っかけを気にせず振っていけるのでアリだと思いますよ」(中村)

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