みなさんこんにちは、ゴルフ記者S子です!
みなさんはラウンド中に大叩きしてしまうときってどんなときですか? S子はあるシチュエーションが妙に苦手なんです。それはズバリ、バンカー越えや池越えといっナントカ越え的なアプローチ。
とくに30~40ヤードのバンカー越えの場合、バンカーに入れたくないな〜!と思えば思うほど入ってしまう(笑)。気持ち的に焦ってしまううえに、短い距離は振り幅を加減しなければいけないところが難しいですよね。インパクトでゆるんでしまったり、その反対に強く入ってしまってグリーンオーバーなんてことも……。
そんなS子に、月刊ゴルフダイジェスト編集部のHさんから「S子の悩みにピッタリだと思うから、このウェッジを使ってみない?」と言されたのが同誌が企画・開発した「バンカー越え専用 トスウェッジ」。
その名の通り「ボールをピンそばにトスするように打てる」みたい。元バレーボール部のS子からするとトスするようにできたらラクだけど、それができたら苦労しないんだよな~と半信半疑(笑)。S子はアッタカーだったし……(関係ない)。
でも悩みが解消するなら! とワラにもすがる思い(?)で埼玉県にある川口市浮間ゴルフ場で試してみました!
まず構えてみると、あれ? 結構短い……身長156センチのS子でも短く思える、その長さはなんと33インチ! S子が使用するパターと同じ長さですし、そりゃ短く感じるわけですよね。
さらにそのままワッグルしてみると、ヘッドというより手元側が重たく感じて、普通のウェッジとは違う印象。素振りをしてみても、めちゃくちゃ振りやすい。ちょっと、いい結果が出るんじゃないかな?
それでもやっぱり目の前にバンカーがあると緊張してしまいましたが、打ってみると高く上がったボールがカップ近くに着弾。ピンまで3メートルにつけることに成功しました! 本当にトスしたような感覚で自分でいうのもなんですが”ナイストス”だった気がします。
なぜバンカーを越えられたのか、それはシャフトに秘密があるみたいです!シャフトメーカー・FSPさんがトスウェッジためだけに専用設計した「FSP TOSS WEDGE」シャフトは、ただ短いだけじゃなくて手元重心設計みたいです。
短く、手元重心のシャフトだからヘッドが効きすぎず飛び過ぎてしまうことがないし、シビアなコントロールも不要ということみたい。だからこそ、自分でボールを投げるように打てるんですね。
ヘッドは置いた時に座りが良くて安心感がありますし、ちょっとだけ開いても構えられる。難しい印象が全然ないんです。いかにも楽に上がりそう!
ここでS子、あることに気付きます。飛び過ぎないということは……バンカー越え以外でも普通に使えるんじゃ?ということ。実際に20ヤードのアプローチ、ピンまで10ヤードで下りラインのアプローチを試してみると、これまた驚くほど寄る寄る!全然バンカー越え専用じゃないじゃないですか(笑)。
これはS子の救世主になる1本だな~。さっそく、プライベートのラウンドにも投入したいと思います!