
埼玉県草加市のゴルフスクール「Tom's Bishon草加店」専属のJJコーチ
運動で負荷がかかると、筋肉痛になることがある。ゴルフの場合も「筋肉痛になる方は結構多いです」とJJコーチは言う。
「クラチャンレベルから初めてクラブを握るという方まで、日々幅広いゴルファーをレッスンしていますが、腰から腰までの振り幅でハーフスウィングするだけでも、筋肉痛になるっていう方は全然います。
これは腕前に関わらずで、運動神経などもあまり関係ありません。実例で言うと、新卒でゴルフを始めますっていう男の子がレッスンを受けに来たんです。その子は大学バスケでインターハイに出場するレベル……要は運動神経が良く、直近も運動をしていて体が鍛えられているわけです。
そういう方でも、初めてハーフスウィングをやってもらうと、次の日に腕や足、お腹にすごい筋肉痛が来たと。『思ってもないところに負荷がかかっていたんだなと感じた』という風に言っていましたね」(JJコーチ、以下同)
それだけ普段あまり使わない筋肉、しない運動をゴルフではするということ。ただ筋肉痛が起こる部位によって良し悪しをつけるのであれば、「腕が筋肉痛になるのはあまり良くない傾向ではあります」と続ける。
「ビギナーから少しレベルが上がって、深いラフから脱出する練習や、バンカーショットでしっかり叩く練習をしていると、腕に疲労が出てくることはあります。ただそういった状況を想定していないのに腕が筋肉痛になるのは、力んでしまっている証拠です。少なくともハーフやスリークォーターといった、振り幅を抑えたスウィングで腕が疲れてしまうのは良くないですね」

腕に筋肉痛が起こるのは力みの証拠だとJJコーチ
加えてビギナーの場合は「ハーフスウィングで止めようとして力んでしまうパターンもある」という。
「力まずクラブを上げるのって最初はすごく難しいです。だから『勢いをつけないとクラブが上がらない』となり、すると始動でつけた勢いをハーフスウィングの位置で無理やり止めようとして、腕が力んでしまう……。これは結構あると思います」
逆にお腹や背中、腰周りやわき腹といった、スウィング中にねじられる部位に筋肉痛が起こるのは「しっかり捻転をしようとしている証拠だと言えますね」とJJコーチ。また足に筋肉痛が起こるのはさらにレベルが上がり、飛距離を伸ばすために足の筋肉を活用する必要が出てくる段階からだという。
ただ、少なくともビギナーに関して言えるのは「筋肉痛が出るほどの練習量は避けるのが良いですね」ということだ。
「あまりスウィングが固まっていない、そもそも正しいスウィングができているか分からない。そんな状態で筋肉痛が出るほど練習してしまうと、変なクセがついて上達のスピードが落ちてしまう可能性がありますし、ケガのリスクもありますから。そもそも筋肉痛になるような練習量は避けるのが良いですね。そして繰り返しになりますが、胴体の筋肉痛は良い、腕の筋肉痛は良くないと覚えておいてください」
協力/Tom's Bishon草加店


