こんにちは、ゴルフ記者・S子です。
弾道調整機能いわゆる“カチャカチャ”と呼ばれるクラブが増えていますが、みなさんのエースドライバーはカチャカチャがついていますか?
S子はカチャカチャのタイプですが、まったく活用していなくて、シャフトを試すときに使うくらいかな~、というのが正直なところです(笑)。
上級者の方に「カチャカチャは活用したほうがいいよ」とアドバイスを頂くのですが、活用のしどころが自分では不明すぎてレンチをキャディバッグに入れていませんでした。だけど、あることをきっかけに「レンチはつねにキャディバッグに入れよう!」と決意したので、その理由をお話していきたいと思います!
少し前までドライバーの調子がよくて球も曲がらないし飛距離も出ている。打っていても凄く気持ちいい! というように過去イチ調子が良かったのですが、あるラウンドの時から「出球も右のプッシュスライス」しか出なくなったんです……(トホホ)。
前日までは好調だったのに、何が違うんだろうといろいろと工夫をしてみても右へいく球しか出ない。無理やりつかまえようとすると、引っかけが出るという負のスパイラル。そしてこれがその後の練習でも同じ球しか出ないので、もうS子的にお手上げ状態です(笑)。
そのことをあるゴルフ工房へ相談すると「カチャカチャの部分が緩んでいるんじゃない?」とのこと。え……でも、しばらくシャフトを変えていないし、カチャカチャをいじっていないですし、緩むなんてことが起きるの?と半信半疑なS子。
「カチャカチャは接着剤ではなくネジで止めているだけだから、活用していなくても何十球も打ったら緩みますよ。テーブルや椅子、収納ケースなどもネジで組み立てるものは段々と緩んできますよね、それと一緒。緩んでくるとインパクトの衝撃でフェースが右へ向きやすいため、S子さんのような状況になりやすいですからね」
まさかまさかと思いながら確認してみると、その通り緩んでいる……! とはいえ、ちゃんと締まったからといって結果が同じかもしれませんから、確認するために練習場へ向かったS子。準備運動をして、いざ打つと……全然曲がらないし、いつも通りの球がでてくれたんです!
今まで悩んでいたのがレンチひとつで解決するなんて本当に驚き!!!!
私のようにカチャカチャをあまり使っていないよ~というゴルファーは「カチッ」と聞こえるまで締まっているか、定期的に確かめる価値ありだと思います!
いつもと違う球が出るとスウィングを修正しようといろいろな打ち方をしてしまいがちですが、そこばかりに視点を向けるべきじゃないな~と改めて実感。これからは練習のたび、ラウンド前に緩んでいないかチェックしようと思ったS子なのでした。