先ごろ発売となったUSTマミヤの最新シャフトといえば「アッタスキング」。でも3代前のシャフト「ジ・アッタス」がまだまだ人気のようだ。人気を作っているのは、そう稲見萌寧だ。

青いコスメで「アッタス」の13代目となる「キング」。ボールがつかまって飛ぶとじわじわとアマチュアにも人気が広がっている。そんな中、再注目されているのが10代目のモデル「ジ・アッタス」だ。そう、激戦の結果、賞金女王に輝いた稲見萌寧が使うシャフトだ。

画像: 強いプロが使う道具はよく見えるし、実際にいい! 稲見の活躍で女子ツアーは「ジ・アッタス」ブームが来ていた(写真は2021リコーカップ 撮影/岡沢裕行)

強いプロが使う道具はよく見えるし、実際にいい! 稲見の活躍で女子ツアーは「ジ・アッタス」ブームが来ていた(写真は2021リコーカップ 撮影/岡沢裕行)

強いプロが使う道具はいいに違いない! と、稲見が使うパター「トラス」に負けず劣らず、秋ごろには女子ツアーでブームとなっていた。稲見を指導し、ギアにも詳しい奥嶋誠昭コーチによると「トップから少しスウィープに入ってくる稲見選手のスウィング軌道にマッチしていて、しなり感とボールのつかまり具合が彼女にぴったりなんです」とのこと。フェアウェイウッドに入れている「アッタス11(ジャック)」だと少しのミスで左に行ってしまうという。

画像: 限定色であるピンクの「ジ・アッタス」。これが賞金女王のドライバー(写真は2021年のリコーカップ 撮影/岡沢裕行)

限定色であるピンクの「ジ・アッタス」。これが賞金女王のドライバー(写真は2021年のリコーカップ 撮影/岡沢裕行)

どんなシャフトかというと、USTマミヤのシャフト分布図を見ると全シャフトのど真ん中に位置するモデル。ヘッドと使い手を選ばない中調子、トップからの切り返しでは適度にしなって粘りを感じ、そこからインパクトへ向けてスムーズに走ってくれる。

画像: 稲見がジ・アッタスと組み合わせているヘッドは、キャロウェイの「マーベリックサブゼロ」(写真は2021年のリコーカップ 撮影/岡沢裕行)

稲見がジ・アッタスと組み合わせているヘッドは、キャロウェイの「マーベリックサブゼロ」(写真は2021年のリコーカップ 撮影/岡沢裕行)

40グラム台からのラインナップで、軽いものほど粘りがあり、重さが増すにつれて走り感と弾き感が強く感じられるようになる。

クラブナビゲーター、ゴルフステージ成城の吉田朋広氏によると「アッタスシリーズの10代目として『アッタスの集大成』として登場したシャフトです。切り返しが自分のタイミングででき、芯に当てやすく、インパクトが安定しますね。ボールをつかまえたり、極端に走るようなシャフトではありませんが、ヘッドの性能をそのまま出してくれるシャフトです」とのこと。

ちなみにマーベリックサブゼロのヘッド特性を聞いてみると、「自然に打てばストレートからストレートフェードが出る」(吉田氏)と、まさに稲見の持ち球とマッチしている。

画像: FWには同じUSTマミヤ製の「アッタスジャック」を装着している稲見(写真は2021年のリコーカップ 撮影/岡沢裕行)

FWには同じUSTマミヤ製の「アッタスジャック」を装着している稲見(写真は2021年のリコーカップ 撮影/岡沢裕行)

男子プロを見ると、現在は「アッタス キング」に変えたものの最近まで金谷拓実も「ジ・アッタス」を使っていた。最新モデルの「キング」ならぬ“クイーン”が使う「ジ・アッタス」、リシャフトは新しいものが必ずしもいいというものでもない、自分に合ったものがいいと稲見も証明してくれているし、誰にでも合いやすいというもの非常に気になる。自分のドライバーのエースシャフト候補として考えてみてはいかがだろうか?

画像: 【ゴルフレッスン】カッコいいスウィングをつくる“3つの練習法”とは?打つときに意識することは手首の○○?!【狩野舞子】 youtu.be

【ゴルフレッスン】カッコいいスウィングをつくる“3つの練習法”とは?打つときに意識することは手首の○○?!【狩野舞子】

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