伝説の練習器具の「磁力」を抑えたら“シャローイング”練習器具に!
「アンギュラーモーション」という練習器具をご存知でしょうか。素振り用の練習器具で、グリップ側にマグネットの付いた重りが手首のリリースによって先端部に動き、衝撃音が出るというもの。
この音が時計の針の「6時」のタイミングを出せるように練習することで、正しい「タメ」や「体重移動」を教えてくれるという仕組み。シンプルながら奥深いその性能で、大ヒットとなった伝説の練習器具です。
この練習器具の「もうひとつの使い方」を考えたのが、みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修。
「アンギュラーモーションの衝撃音を小さくする『消音パッド』。これを活用することで、アンギュラーモーション自体を現代のドライバーを打ちこなす秘訣である『シャットなテークバック』『シャローイング』といったテクニックを身につける練習器具にできるんです」(中村)
準備は簡単。本来は重りの「ヘッド側」に装着する消音パッドを、「グリップ側」に装着するだけ。これにより、アンギュラーモーションの最大のウリである磁力は抑えられ、重りは自由に動くようになります。
テークバックで重りはヘッド側→グリップ側に
「磁力を抑えると、アドレスで本来グリップ側にくっついているはずの重りは、当然ながらヘッド側に移動した状態になります。そこから始動していくのですが、ポイントはテークバックでシャフトを立てていくイメージを持つことです、すると、ハーフウェイバックを過ぎたあたりで重りがグリップ側に落ちてくると思います。これが現代のクラブを打ちこなす、正しいテークバックの意識です」(中村)
アンギュラーモーションの発売当時(2010年。アンギュラーモーションツアーは2011年)と今で変わったのは、ドライバーの慣性モーメント。この数値が現代は大きいことで、テークバックでフェースを「開かない」ことがボールをつかまえる条件となっています。
切り返しで重りはグリップ側→ヘッド側に
「その感覚を身につけるには、アンギュラーモーションwith消音パッドでテークバックを『立てて上げる』練習を繰り返すのがオススメなんです。そして、次のポイントは、テークバックで手元側に来た重りを、切り返しでクラブを倒すことで、一気にヘッド側に移すこと。これにより、現代のクラブを打ちこなす最大のコツ『シャローイング』の感覚が身に付きます」(中村)
テークバックでシャフトを立てるように上げることでフェースが閉じた状態を保ったクラブを、切り返しでは背中側に倒すようにすることで、今度はクラブを正しい軌道に乗せることができる。あとはインパクトまで体を回し続けることでスクェアインパクトが実現するわけです。
「テークバックでシャフトを立てるようにすると、左肩が下がるように、前傾角に対して肩が回ります。立てたクラブを切り返しで寝かせるためには、指先の力を抜いて重さを感じることが大切。重さを感じることでクラブが寝て、それに伴い重りがヘッド側に移ります。このときの感覚こそが、インサイドからシャローにクラブを入れていく感覚なんです」(中村)
クラブフェースのシャットな状態を保ったまま、インサイドから、シャローにクラブを入れていく。現代の高慣性モーメントドライバーで真っすぐ飛ばすための必須条件が、「アンギュラーモーションwith消音パッド」で体感できるというわけ。
「アンギュラーモーション」と「消音パッド」がセットになった「アンギュラーモーションレギュラーwith消音パッド」は価格も見直しを行い、さらにお手頃に。70台を目指すアスリートゴルファー向けには重量が190グラム重い「アンギュラーモーションツアーwith消音パッド」もご用意しました。
新たな使用法が発見された伝説の練習器具で、最新スウィングを身につけよう!
「アンギュラーモーションレギュラーwith消音パッド」詳細情報
重量:710g
長さ:675mm / シャフト太さ:15mm
シャフト素材:ステンレス
重り・先端素材:木材(国産広葉樹)
カラー:ブルー
グリップ:NO1グリップ(ホワイト/ブルー)
付属:横田英治プロ監修レッスンDVD
「アンギュラーモーションツアーwith消音パッド」詳細情報
重量:900g
長さ:675mm / シャフト太さ:15mm
シャフト素材:ステンレス
重り・先端素材:木材(国産広葉樹)
カラー:ホワイト
グリップ:NO1グリップ(ホワイト/ブラック)
付属:横田英治プロ監修レッスンDVD
ぜひ、この機会にお手にとってみてください!
アンギュラーモーションレギュラーwith消音パッドは以下のゴルフポケット各店で!↓
アンギュラーモーションツアーwith消音パッドは以下のゴルフポケット各店で!↓