ファッションモデル・タレントとして活躍する高田秋がゴルフに挑戦! ドラコンプロ・押尾紗樹のもと、アイアンのアドレス・スウィングの基本を教わった。

高田:じつは5年ほど前に1年間くらいゴルフをやっていたんですけど、なかなか上達せずに一度やめてしまったんです。でも、一念発起してまたやってみようと思って。押尾さん、よろしくお願いします。

画像: 高田秋(左)がゴルフに挑戦! 押尾紗樹(右)にアイアンの構え方、打ち方の基本を教わった

高田秋(左)がゴルフに挑戦! 押尾紗樹(右)にアイアンの構え方、打ち方の基本を教わった

押尾:わかりました。じゃあまず構え方からはじめましょうか。

高田:はい!

押尾:まずは7番アイアンでアドレスの基礎を作っていきましょう。クラブを体の正面で立てて、真っすぐに立ちます。次にお尻をちょっと後ろに突き出します。そうすると足のかかとに体重が乗りますよね。

高田:はい。

押尾:そうしたら次に、ひざをゆっくりと前に出していきます。そうすると今度は体重が前に戻ってきますよね。ちょうど足裏の拇指球あたりにくると思います。

画像: まず真っすぐ立った状態で、クラブを体の正面で立てて持つ(左)。お尻を少し後ろへ突き出したことで足のかかと側へ寄った体重が、足裏の母指球に乗る程度になるようひざを曲げる(中)。その状態でクラブを地面に下ろせばアドレスの完成だ(右)

まず真っすぐ立った状態で、クラブを体の正面で立てて持つ(左)。お尻を少し後ろへ突き出したことで足のかかと側へ寄った体重が、足裏の母指球に乗る程度になるようひざを曲げる(中)。その状態でクラブを地面に下ろせばアドレスの完成だ(右)

高田:あ、はい。

押尾:そうしたらクラブを地面に下ろしてきます。これでアドレスは完成です。これ以上にひざを曲げたり、前傾を深くしたりする必要はありません。

高田:以前習ったときは、もっとひざを曲げて前傾をもっと深くして構えたような気がするんですけど……。

押尾:あ、それはいい質問です。ほかのスポーツって重心を下げたほうがいいと言われることが多いんですけど、じつはゴルフは重心は下げないほうがいいんです。

高田:へぇ~、そうなんですか。

押尾:たとえば野球なんかは、飛んでくるボールに対して瞬時に動けるように重心を下げて構えるんですけど。でもゴルフってボールは動かずに同じ所にあるじゃないですか。だから自分はむしろ動かないほうがいいんです。だから体が動きやすくなる重心を下げた構え方はしないほうがいいんですよ。だからひざを曲げたり前傾を深くする必要はないんです。

高田:なるほど。わかりました。

――アドレスができたら、次はスウィング。まずは素振りから挑戦する高田。押尾は「スウィングではリズムが大切ですよ」と説く。

押尾:スウィングの基本はイチ、ニー、サンのリズムで振ることです。イチでクラブをセットして、ニーでクラブを上げて、サンで振ります。できたら、素振りのときにクラブで人工マットをシュッと擦ってみてください。

画像: まずはイチ、ニー、サンのリズムで素振りから

まずはイチ、ニー、サンのリズムで素振りから

押尾:なかなか擦れないです。意外と地面って遠いんですね。

押尾:クラブを横に振るイメージがあると地面は遠くに感じますよね。だったら上から下に振るイメージにしたらどうですか。

高田:「上から下」ですか。

押尾:テニスはラケットを横に振りますけど、あれはボールが空中にあるから当たるんです。でもゴルフのボールって地面にあるのでクラブを横に振ると届かなくなっちゃうんです。だから本当は、体を横方向に回す動きは大袈裟にやらなくていいです。

高田:あ、そうなんですね。

押尾:スウィングでは、しっかり体を回したほうがいいって言われることがあるとは思いますけど。

高田:たしかに言われました。

押尾:でも、それをやり過ぎるとさっき言ったようにボールに届かなくなって上手く当たらなくなるので、あまりやらないほうがいいです。

高田:わかりました。上から下ですね。

押尾:はい。しっかりと立って、上から下、です。

画像: クラブは横に振るのではなく縦、つまり上から下に振るイメージを持とう

クラブは横に振るのではなく縦、つまり上から下に振るイメージを持とう

――マットが擦れるようになったところで実際にボールを打ってみることに。何球か打ってみるものの、トップが多い結果に。

高田:いまのはどこに当たっていたんですか?

押尾:いまのはトップですね。アイアンの場合はスコアラインの下から3~4本目あたりに芯があって本来はそこで打つといい球が出るんですけど、今は下から1~2本目くらいのところで当たったのでボールが上がらなかったんです。空中を振ってしまった感じなので、もうちょっと地面に近いところを振るイメージでやってみてください。

高田:あの、これってボールから離れすぎとかってあるんですか?

押尾:いい質問ですね! さっきアドレスを作るときに、お尻を出してひざを前に出したらクラブをポンと置いてくださいと言ったと思うんですけど、ちょうどヘッドが地面についた位置に合わせてボールも置きたい感じですね。

高田:近っ!  こんな近いんだ。

押尾:そうなんですよ。打っているうちにボールとの距離がだんだんと遠くなってしまっていて、それで空中を振っていることって多いので、いまみたいに、アドレスを作る作業をきちんとやってボールとの距離を確認することって大事になってきますよね。

高田:わかりました。

――だが、どうしても横振りのスウィングが抜けきれない高田。そんな高田に押尾がアドバイス。

押尾:まだヘッドがボールに届いていないんですね。でも、届かないからって重心を下げて打つと、今度は地面を叩くダフリが出てしまうので、重心は下げずに「上から下」にヘッドを届かせるというイメージで打ったほうがいいです。

高田:頭も上に置いておくんですか。

押尾:これもいい質問ですね! その通りです。頭を上から吊られているイメージで打つと、重心が下がらずに上から下に打つことができますよ。

高田:打つ前に「上から下」とイメージするといい球が出る気がします。

押尾:おぉー凄い、87ヤード。

高田:やったぁー!

押尾:この調子なら、すぐに100ヤード行きそうですね。

高田:ありがとうございました。思ったよりも汗をかきました。

押尾:でも、ご自分が思っているよりもセンスはあるほうなので、今回はやめることなくぜひ続けて欲しいです。

高田:あ、続けます!  私、メッチャ単純ですから(笑)。

押尾:今日やったのがアドレス作りと、ゴルフスウィングは「横ではなく縦の動き」ということ。それだけでキャリーで90ヤードくらい出たので、100ヤード超えは必ずできます。頑張りましょう。

高田:楽しかったです! 次回もよろしくお願いします。

撮影協力:レッツゴルフ銀座

画像: 【初心者向け】人気モデル・高田秋がMAX377ヤード・押尾紗樹プロに弟子入り!高田秋のスウィングが即、激変!何を教わった?【ゴルフレッスン】 youtu.be

【初心者向け】人気モデル・高田秋がMAX377ヤード・押尾紗樹プロに弟子入り!高田秋のスウィングが即、激変!何を教わった?【ゴルフレッスン】

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