ひとつのミスがきっかけでスコアが崩れ、大叩きしてしまうことはアマチュアゴルファーあるある。プロキャディ・伊能恵子は「切り替えルーティンを作るといい」というが、そもそも切り替えルーティンとは?
たとえば、ティショットで林に打ち込んだとき、バンカー越えのアプローチでバンカーへ入れてしまったとき……。コースでは目の前の1打に集中することを優先するべきですがミスをしてしまった場合、気持ちを切り替えることって難しいですよね。
では、どうしたらいいのか? 私はミスをしても次に集中するために“切り替えルーティン”を作っておくことをオススメします。
たとえば、「お茶を飲む」「チョコレートを食べる」「クラブフェースを拭く」というようにミスをした直後にやることをひとつ決めて、ミスしたら必ずおこなうようにする。最初はあまり実感がわかないかもしれませんが、繰り返し行うことで習慣になり、自然とメンタルが鍛えられて、次の1打に集中ができるようになるはず! 継続は力なり、です。
またラウンド中に前の組が詰まって待ち時間が強いられたときに“切り替えルーティン”を取り入れることもオススメ。土日でも安くゴルフをしたいと思うと、人気コースに行くしかなく、混んでいてなかなかスムーズにプレーできないこともあるはず。それをストレスに感じて、ボールを打つ前にはすでに集中力が切れていて、いつもよりミスの確率が高くなる可能性もあります。
そんな状況を少しでも回避するためにも、ショット前に「お茶を飲む」と自身の切り替えルーティンをはさんで、ひと呼吸いれてみましょう。きっと目の前の1打に集中しやすくなると思いますよ!
“切り替えルーティン”が習慣化したら、スコアもグッとよくなるはず。みなさんもぜひ試してみてくださいね!