オデッセイといえばフェースインサートのパターですよね。
古くは黒いフェースで「ストロノミック」インサートの「ロッシー」、いまでこそ定番として認知されていますが、初めはパターのフェースが白なんて! とゴルファーたちみんなが驚いた「ホワイトホット」、かぎ爪のようなヒンジがついた「オーワークス」。
さらに近頃は「ホワイトホットOG」でいまだにプロが手放さない「ホワイトホット」インサートを復活させてきたりと。インサートにこだわり続けているパターメーカーです。
プロの使用率も大変高い「オデッセイ」のパターですが、打感の好みはプロによってそれぞれ違っています。
硬めのボールを使っていて、軟らかいフィーリングが欲しいプロは軟らかめのインサートを選び、硬めのフィーリングが欲しいプロは硬めのインサートを選んだり、ボールとインサートの相性、プロが好むタッチやフィーリングはバラバラ。それにともなって選ぶインサートやモデルも違ってくるというものです。いろんなプロのフィーリングに対応できるほどバリエーションはたくさんありますが、当然プロの中にはインサートなしのカチッとした硬い打感が好きな選手もいます。
そんなプロのために開発されたのがノンインサートの「オデッセイ ブラックシリーズ・ツアーデザイン」です。
このシリーズ、オデッセイのパターに必ず存在してきたフェースインサートがありません。高級感のあるブラックPVD仕上げの軟鉄削り出しボディにタングステンを装着、シンプルな形状のラインナップですが、重心が低く、深くなって、見た目はシャープでありながら寛容性もあるパターなんです。
オススメのモデルは石川遼選手が好きな「#9」、もしくはソリッドな打感がするのに根強い人気がある「2ボールブレード」なんかいいですよね。値段が落ち着いてきたいまがまさに狙い目ですね。