2021年も各メーカーが新しいアイアンを数多く発売してきたが、なかでもアマチュアゴルファーからの人気を集めたモデルはどれ!? ゴルフ小売り大手「ゴルフ5」の総売り上げデータをもとに、ランキング形式で発表!

さっそく、2021年アイアン総売り上げランキング、1位から15位までを一挙に見てみよう。なお集計対象は2021年1月1日から10月30日までに、新品で購入されたクラブとなっている(カッコ内は7番のロフト角)。

1位:テーラーメイド「SIM2 MAX」(28.5度)
2位:テーラーメイド「SIM2 MAX OS」(25.5度)
3位:ピン「G425」(30度)
4位:ダンロップ「スリクソンZX5」(31度)
5位:ダンロップ「ゼクシオ11」(28度)
6位:キャロウェイ「APEX DCB」(30度)
7位:テーラーメイド「SIMグローレ」(27度)
8位:テーラーメイド「P770」(33度)
9位:ヤマハ「インプレスUD+2」(25度)
10位:キャロウェイ「APEX」(30.5度)
11位:キャロウェイ「エピックMAX FAST」(26度)
12位:ピン「G710」(28度)
13位:ダンロップ「スリクソンZX7」(32度)
14位:ダンロップ「ゼクシオクロス」(25度)
15位:ブリヂストン「201CB」(31.5度)

ランキング1位となったのは、テーラーメイドの「SIM2 MAX」。中空構造を採用しやさしく高弾道で飛距離も出せる飛び系アイアンだ。そして、さらにヘッドサイズが大きく、より低重心化されやさしさの増した兄弟モデル「SIM2 MAX OS」が2位に続く形となった。

画像: 1位となったのはテーラーメイド「SIM2 MAX」

1位となったのはテーラーメイド「SIM2 MAX」

そして3位にランクインしたのがピンの「G425」。同ブランドのドライバーと同様に、ブレずにピンを狙える直進性が持ち味のアイアンで、30度と少しストロングロフト設計となっている。

画像: ピン「G425」は3位にランクイン

ピン「G425」は3位にランクイン

トップ3の顔ぶれを見ると、各メーカーのアイアンのみに展開しているブランドではなく、ドライバーからFW、UT、アイアンとクラブ全体を広くラインナップしているモデルがランクインしていることがわかる。加えて同じ期間に集計したドライバーの売り上げランキングの結果と照らし合わせてみると「ドライバーとセットで買っているゴルファーが多かったのではないでしょうか」とプロゴルファー・中村修は分析する。

「ドライバーの売り上げランキングトップ3は1位から『SIM2 MAX』、『SIM2 MAX-D』、『G425MAX』という結果で、アイアンの売り上げランキングの並び順と非常によく似ていますよね。これ、新たにゴルフを始めた方がドライバーとあわせて買いそろえたのではないでしょうか。そもそもアイアンってドライバーと比べて買い替えの周期が長いですし、ランキングトップ3のアイアンの性能自体もやさしめなので。だとすれば、それだけ新規層の数が多かったということですね。5位の『ゼクシオ11』や11位の『エピックMAX FAST』も、同様の理由で一定数売れていそうです」(中村)

そして、トップ3だけでなく4位以下のモデルを含めても「全体的に異素材が組み合わさっていたり中空だったり、といったやさしいモデルが多いですね」というのはプロゴルファー・堀口宜篤。

画像: テーラーメイド「P770」(左)、ピン「G710」(右)のような中空構造のモデルも目立った

テーラーメイド「P770」(左)、ピン「G710」(右)のような中空構造のモデルも目立った

「10位の『APEX』も複合素材で打感を損なわず、やさしく球を上げてくれる打ちやすいモデルですし、8位の『P770』も中空構造。Pシリーズのなかではやさしめのモデルです。12位の『G710』も中空ですね。全体的にオフセットがあって少しつかまりやすいモデルがランクインしている印象です」(堀口)

画像: キャロウェイからは「APEX」(左)、「APEX DCB」(中)、「エピックMAX FAST」(右)がランクイン

キャロウェイからは「APEX」(左)、「APEX DCB」(中)、「エピックMAX FAST」(右)がランクイン

5位の「ゼクシオ11」や9位の「インプレスUD+2」は、それこそやさしく飛ばせるアイアンの筆頭。「ロフト角を見ても、飛び系や、アスリートモデルより少しだけロフトの立ったちょい飛び系が多いですね」と堀口は言う。

画像: 飛び系ブームの火付け役となったヤマハ「インプレスUD+2」(右)、やさしく飛ばすでお馴染みダンロップ「ゼクシオ11」も人気を集めた

飛び系ブームの火付け役となったヤマハ「インプレスUD+2」(右)、やさしく飛ばすでお馴染みダンロップ「ゼクシオ11」も人気を集めた

「『スリクソンZX5』も、ちょい飛び系ですよね。打感も良いいし抜けもいい。よく考えられて設計された、ホントに打ちやすいアイアンでした。13位の『スリクソンZX7』を含め、松山英樹選手の活躍も売り上げに大きく貢献しているでしょう。6位の『APEX DCB』もちょい飛び系。軟鉄鍛造ながら寛容性と飛距離性能も併せもっています。5番アイアンを上田桃子プロがバッグインして勝利を収めていましたね」(中村)

画像: ダンロップのスリクソンブランドからは「スリクソンZX5」(左)、「スリクソンZX7」(右)が売れた

ダンロップのスリクソンブランドからは「スリクソンZX5」(左)、「スリクソンZX7」(右)が売れた

逆に「このなかだったらいちばんスッキリした見た目のヘッド」だと堀口が言うのはブリヂストンの「201CB」。小ぶりで抜けのよさもあり、操作性と寛容性のバランスが上手く取れた1本と言えそうだ。

画像: ブリヂストン「201CB」。ランキング全15モデルのなかでもっともスッキリした見た目だと堀口は評した

ブリヂストン「201CB」。ランキング全15モデルのなかでもっともスッキリした見た目だと堀口は評した

ツアーで活躍するプロゴルファーのセッティングなどを見ていると精悍な顔つきのアスリートアイアンが採用されているケースが多いが、アマチュアゴルファーはやはり飛距離とやさしさが欲しくなるもの。そういった心理が如実に表れたランキング結果と言えそうだ。

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