私は練習していくなかで、「練習量」ではなく「質のいい練習」が上達へつながると感じています。もちろん、ゴルフを始めたばかりの頃はとにかく球を打つ！ という練習方法も必要ですが、ある程度ちゃんと打てるようになったら「練習に意味を持たせる」ことも大事ですよね。
とはいえ、言葉でいうのは簡単で「練習に意味を持たせる」のはとても難しいと思うんです。
上手くいかないことの原因を把握して、対策することの繰り返しで「練習の意味を持たせる」ことはできるはずです。だけど、これってボールとにらめっこしていてもできないですし、調子が悪い時に練習しすぎると悪いクセを習得してしまう危険性だってあるかもしれない……。
「いったん頭をリセットすること」も練習のうちだと上山さんは言う
ですから、私は「いったん頭をリセット」をすることも練習の一環だと考えています。
私も含め多くのアマチュアゴルファーの方は調子が悪い日が続いていると「どうしたらいいんだろう？」「なにが違うんだろう？」とずっと考えてしまいがちですよね。私も調子が悪くなるとなかなか脱却することができませんが、このままじゃダメだ！と、思い切って球を打つことをやめて“別の方法”で練習をすることにしました。
その練習とは球はいっさい打たずに「調子がいいときと悪いときの自分の動画を見比べる」ということ！ 改めて見比べるとわかりますが、調子によってどんな違いが出るのかが丸わかりなんです。第3者の目線で自分のスウィングを見られるようになりますから、不調の原因分析をすることに集中できるんです！
練習場で修正をしようと思うと、ナイスショットばかりを求めてなかなか上手くいかないものです。もちろんコーチがいれば修正はしやすいかもしれませんが、我流のアマチュアゴルファーは少なくないと思うんです。ですから「いったん頭をリセット」するために原因分析に集中する時間を作ってみると冷静に自己分析ができるかもしれません！
練習は球を打つだけではありません、ゴルフのことを考えていればそれは“質のいい練習”につながるのかな～と思います。私はそう実感しています！
※上山さんはアマチュアゴルファーのためボランティアにて協力いただきました
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