最近、ゴルフを始める人が増えてきており、どんなクラブを選ぶのがいいのか迷っている人も多いと思います。よくあるのが初心者用=やさしいモデル=球が上がりやすい=シャフトが軟らかい、と考えられ、アンダースペックのクラブをあてがわれてしまうこと。
そうなるとゴルフ歴は浅いけど、力のある人や若いゴルファーなどが、思い切り振ると当たらない、合わせて打たないと真っすぐ飛ばないなど「やさしいモデルなのにやさしくない」と感じることになるでしょう。そんなゴルファーや高慣性モーメントのドライバーが振りにくいと感じる人にオススメしたいのが、「タイトリスト913シリーズ」です。
かつてタイトリストのドライバーというのはイメージ通り、上級者向きで、スウィートエリアは狭く、難しいものが多く、選ばれるスペックもロフト9度や9.5度とハードなものが多かったものです。
しかし、「910シリーズ」あたりから、打ちやすくなってきてロフト10.5度が多く売れ出しました。超アスリートだけではなく、ライト層にも選ばれるようになりました。
そして今回オススメする「913シリーズ」。ツアーで多くのプロに使われ、当時タイトリスト史上、いちばん飛ぶドライバーといわれたモデルがコレです。シルバーだったソールもブラックになり精悍さが増し、ゴルフダイジェストでもクラブ・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。
いまのドライバーは慣性モーメントが大きくてミスには強くなりましたが、ちょっぴり振りにくいと感じる人も少なくはありません。「913シリーズ」ならスウィングしていても抵抗が少なく、振りやすく感じ、飛距離も出てバランスがいいと思えることでしょう。
さらにいまこのドライバーが1万円台で買えるようになったというコスパのよさ、これもなかなか魅力的なポイントです。やさしさがほしいなら「D2」、ヘッドスピードが速い人なら「D3」を選ぶといいでしょう。