USPGAツアーの2022年の最初の試合「セントリー トーナメント オブ チャンピオンズ」。プロたちが最新モデルを手にプレーしているか気になるところだが、松山フリークたちは違うところに注目している!?

2022年の初戦「セントリー トーナメント オブ チャンピオンズ」がハワイで開幕した。そこで注目されるのは、選手たちのクラブだ。例年だとニューモデルのお披露目になる大会といっていい。

コリン・モリカワらテーラーメイド勢は、すでにタイガー・ウッズが実戦投入して話題となっている「ステルス」シリーズ、ジョン・ラームやフィル・ミケルソンらのキャロウェイ勢は先日正式に発表となった「ローグST」シリーズをさっそく使用開始。気に入ったクラブを長く使うケビン・ナなどは旧モデルのままだった。

画像: 松山英樹が2022年初戦に選んだパターは、エースの「スコッティキャメロン タイムレス ニューポート2 GSS」(写真/Getty Images)

松山英樹が2022年初戦に選んだパターは、エースの「スコッティキャメロン タイムレス ニューポート2 GSS」(写真/Getty Images)

日本人選手として唯一出場している松山英樹選手。10月の「ZOZOチャンピオンシップ」以来のツアー出場となったが、日本国内での調整も上手くいっていたようで、初日を4アンダー13位タイで終えている。

使用するクラブは昨年と変わりなくスリクソン。ドライバーは昨年後半戦で「ZX5」からチェンジした「ZX7」を引き続き使用。大きな変化はない。でも、そんななか松山ファンたちが注目していたのはパターだ。

スコッティキャメロンの「ニューポート2」 であることは、予想できるのだが、ツアーきってのキャメロンフリークといわれる松山選手が数多く所有するモデルのなかから、どの「ニューポート2」を初戦に使うのか、注目されていた。

そして松山英樹が選んだモデルはというと、やはりエースといわれているバックフェースに黒い丸が3つ並んだ「スコッティキャメロン タイムレス ニューポート2 GSS」。同じモデルをいくつか所有しているが、デザイン的には間違いないようだ。

画像: 打感が軟らかいと言われるジャーマンステンレス製でトウ側が少し高い。バックフェースには黒い丸が3つ並び、赤いサイトラインがついているのが「松山モデル」

打感が軟らかいと言われるジャーマンステンレス製でトウ側が少し高い。バックフェースには黒い丸が3つ並び、赤いサイトラインがついているのが「松山モデル」

じつは近年「エース」で勝った試合は少ない。マスターズ優勝時は形状こそ近いものの、ソールにウェートがついたモデルだったし、「ZOZOチャンピオンシップ」のときはまったく同じように見えたがスペアだった。

強いプロにはタイガー・ウッズのようにそのプロを象徴する1本がある。松山はよくパターを変えるとも言われているが、2022年はどうなのか、グリーン上に注目してみたい。

画像: 【対決】スピン量を打ち分けたい!高スピン低スピン、自由に打ち分けられるのはどっち?【高島早百合】【ユージ】 youtu.be

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