フェアウェイウッドのセッティング、みなさんは何番から入れているだろうか?プロを真似て3Wからという人も多いだろうが、本当はあの番手がオススメなのです。

フェアウェイウッドのセッティング、いちばん多いのは3W、5Wの2本を入れてユーティリティにつなぐパターンではないだろうか? 25年ほど前なら5Wは非力なゴルファーの代名詞と、男子プロはバッグに入れる人も少なかったが、いまでは力がある米ツアーの選手だって5Wを入れている選手も多い。アマチュアもこのセッティングを真似て3W、5Wの2本の人が多いだろう。

しかし、その3W、本当に使いこなせているか? よく考えてみよう。

「ドライバーのヘッドスピードが40m/sくらいのアマチュアにとってロフト15度の3Wを手にしてちゃんとキャリーが出せるかは難しいtところだと思います」というのはクラブ設計家の松尾好員氏。

ロフトが少ない3Wを地面から打ってキャリーを出すにはヘッドスピードが45m/s近くないと厳しいという。

確かにドライバーのヘッドスピードが50m/sクラスの男子プロがロフト15度くらいのフェアウェイウッドを使っているのに、それよりもヘッドスピードで10m/s劣るアマチュアが同じロフトでいいはずがない。ミスショットになる確率は高いうえ、じゅうぶんなキャリーが出せないため、トータル飛距離でも飛ばない。それならロフト18度の5Wから入れたほうがいい、この3度の差は想像以上に大きく、実際に打ち比べてみても飛距離は変わらないうえにナイスショットの確率が高くなる。

とは言っても5Wからのセッティングではちょっと……、ほかに選択肢はないのか? と嘆くゴルファーにぴったりなのが4Wだ! 「バフィ」と呼ばれるこの番手、16.5度や17度のフェアウェイウッドのことを指すのだが、3Wとのロフト差は1.5度、この1.5度が多くのゴルファーを満足させてくれる。3Wよりもやさしく球が上がり、5Wよりも前に行く強い弾道、そして5Wよりもヘッドが大きいので安心感もある。

画像: 3Wではなく、ロフト16.5度の4Wを入れるとキャリーも飛距離も見栄も満たされる

3Wではなく、ロフト16.5度の4Wを入れるとキャリーも飛距離も見栄も満たされる

しかし、使い勝手のよさとゴルファーにとっての見栄、この両方を満たしてくれる4Wなのだが、残念なことに新しいモデルとして発売しているメーカーが少ない。キャロウェイはラインナップにあるが海外のみ、テーラーメイドは「3HL」と呼ばれるロフト16.5度のモデル(こちらも海外がメイン)、もしくは「SIM2」であれば「カチャカチャ」を使って調整するしかない。ピンはかつてあったが現在は「G425MAX」の5Wが17.5度、「G425SFT」の3Wが16度なので、そのどちらかで妥協するといった感じになるだろう。

画像: ブルックス・ケプカが手放さないM2のFWもロフト16.5度のものだ

ブルックス・ケプカが手放さないM2のFWもロフト16.5度のものだ

いまとなっては探すのが困難な4W、それでも自分のゴルフが変わるというのなら欲しくなるといもの。この週末、海外のサイトや中古ショップを中心に探してみてはいかがだろうか。

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