みなさんお久しぶりです!ギアオタク店長の小倉です。2022年も始まりました!本年もよろしくお願い致します。
新年早々、ゴルフ界は相次いで新製品の発表が控えています。テーラーメイド、キャロウェイ、PING、ミズノ、マジェスティゴルフと目白押しです。今から楽しみですね!
さて、そんな時期にピッタリなタイミングで、お客様からクラブの買い替えについてご質問がありましたのでそれ答えたいと思います。
新しいクラブを買ったら
古いクラブと打ち比べない!
その質問とは、「新しいクラブを購入したら、どのタイミングでチェンジして、いつ古いクラブを手放すのがベストですか?」です。
一般的なゴルファーに多いのは、今までのクラブを先に売って、そのお金で新しいクラブを購入するための資金にあてるというパターン。
これはできれば避けたいです! たとえばドライバーを買ったとしましょう。もしそれがどうやっても自分に合わなかった場合、今までのクラブを手放してしまっていては、戻ることもできません。資金的な問題もよくわかりますが、クラブを買い替える時、前のクラブは可能な限り手元に残しておいてください。
では今までのクラブはいつまでも取っておけばならないのか?という事になりますが、万が一を考えると、本当は予備としてとっておきたいところ。しかし保管スペースもあり、難しい方も多いでしょう。
そこで今回は、ニュークラブを買った際の、古いクラブを手放すベストなタイミングを図るコツをお教えしましょう。
まず、ニュークラブと入れ替える今までのクラブをいったん封印してください。今までのクラブが手元にあれば、打ち比べて見たくなるのが道理ですが、入れ替えるクラブと比較してもあまり意味がありません。今までのクラブは、あくまでニュークラブがどうしてもだめだった時のための保険です。
むしろ違うドライバーをガンガン打ち比べても調子を崩す要因になりますし、ニュークラブに慣れるのが遅くなってしまいます。
もうすでに買ってしまっているのですから、できるだけニュークラブを生かす方向で考えましょう。どうしても比較したいなら封印する前に一度じっくり打っておいて、どこまで飛んだかなどを練習場の着弾地点などで覚えておいたうえで封印してください。
ニュークラブと共に打つべきクラブは、バッグの中にあるほかのクラブ達です。ゴルフは最大14本のクラブを使い分けて行うスポーツです。コースでは、ほぼ毎ショットクラブを替えてショットするため、使い分けるクラブ同士の振り心地が大きく違うとミスの原因になります。そこで練習場では、ニュークラブを1球打った後に、違うクラブを打つ。そしてまたニュークラブを1球打って、今度は違うクラブを打ってみる。これを繰り返してみてください。最初のうちは、今まで出なかったミスが出るかもしれませんが、2、3回やってみて少なくなるようであれば、慣れによって解消できると思います。
これを練習場で大体1~2か月、回数で5回前後繰り返せば、ニュークラブとバッグの中の今までのクラブと共存できるかどうかを判断できます。
1球打って、ちゃんと打てたか? 次の打つクラブに影響がないか?を確認し、自身が考える予想外のミスが出なければ、それはいずれ使いこなせるクラブといってよいと思います。
ここまでやれば、今までのクラブを手放しても後悔しないはずです!