—―まずは東京オリンピックでの金メダルおめでとうございます。五輪はシャウフェレ家にとって特別な意味があるそうですね?
「ありがとうございます。昨シーズンは良いことがたくさんありましたが中でも五輪の思い出は格別。金メダルを眺めていると日に日に喜びが増してきます。祖父も父も五輪の代表選手(陸上)に選ばれていたのにケガや事故で出場を逃しているのです。出るだけでなく金メダルを獲ることができて親子3代の夢が叶いました」
—―では新しい「ツアー360 22」のお話を伺います。新バージョンはいかがですか?
「初代『ツアー360』は17年前に発売されて自分もアマチュア時代にはじめて履いたとき“ワオ!”と感激したのを覚えています。当時も画期的でしたが新バージョンはさらに革新的な機能を備えながら履き心地が良くてファッション性も抜群。多くのアベレージゴルファーは長持ちすればどんなシューズでもいいと思っているかもしれません。でもこれを履いたら世界が変わります。シューズを超えたフットウェアです」
—―具体的にお気に入りのポイントは?
「たとえばダウンスロープやバンカーなど、あらゆるライから強振しても足元がズレない。抜群の安定感でフォローまでしっかり足をホールドしてくれます」
—―傾斜やバンカー以外の平らなライからはいかがですか?
「このシューズを最初に試したのがドライバーだったんですが、どれだけ強く振っても足がしっかり地面をグリップしてくれている。それこそ振れる限りのマン振りをしましたが全然ズレないんです。とくに自分はフラットフットでスウィングするタイプなのでフォローで右サイドに体重がかかるときあまり踵を持ち上げたくないんです。このシューズは履いただけで足が芝生をギュッとグリップして、地面に近いところでクラブを振れる気がします」
—―ぞっこんですね?
「はい。もう1つのポイントは歩きやすいということ。我々プロゴルファーはクラブを振ること以外に歩くのも仕事のひとつです。長時間履いているわけですから履き心地がよくて疲れないシューズが必要。この条件を満たしてくれているので自分にとっては最高のシューズです」
ーーアマチュアはシューズによって何打くらいスコアは変わると思いますか?
「(にっこり)何打縮まるかはわかりませんが、確実にメリットはあると思います。ゴルフ場に平らなライはほとんどありません。傾斜のたびにバランスを崩していたらショットはバラけます。でも地面をしっかりグリップしてくれて足を心地よくホールドしてくれるシューズが土台にあれば必ず助けになるはず。ゴルフは絶対変わりますよ」
<インタビューパート2に乞うご期待!>