さて、USPGAツアーはカリフォルニアへと舞台を移し、強豪プロたちがフィールドに戻ってきた。2022年の役者がいよいよそろったという感じだ。
役者がそろったところで、あのドライバー、カーボンフェースで注目のテーラーメイド「ステルス」シリーズだが、プロたちはどのモデルを選び、どんなシャフトを付けているのか見てみよう。
ダスティン・ジョンソンは「ステルスプラス 10.5度」にシャフトは「LAゴルフシャフト ツアーAXSプロトタイプ」。
ドバイデザートクラシックに出場しているセルヒオ・ガルシアも「ステルスプラス9度」に「ベンタスブラック7X」、ローリー・マキロイは「ステルスプラス 9度」に「ベンタスブラック6X」、コリン・モリカワは「ステルスプラス 9度」に「ディアマナDリミテッド60TX」。トミー・フリートウッドは「ステルスプラス 9度」に「クロカゲ70X」。そしていちばん最初に実戦に投入したタイガー・ウッズも「ステルスプラス」、そうビッグネーム全員が「ステルスプラス」。
ちなみに「SIM」や「SIM2」のときは少しやさしいとされる「MAX」を使うプロがいたが、今回はみんながみんな「ステルスプラス」なのだ。ロフトも比較的やさしいクラブを好むD・ジョンソンのみが10.5度で、ほかは9度。
「カットボールがドローなみに飛ぶ」とタイガーに言わしめた低スピン性能がプロにピタリとハマったといえるだろう。
ちなみにフェアウェイウッドはというと
R・マキロイが「ステルスプラス」、C・モリカワが3Wは使い慣れた「SIM」で5Wは「ステルスプラス」、T・フリートウッドが「ステルスプラス」、そしてD・ジョンソンは3W、7Wともに「ステルス」となっている。
人気プロの使用クラブはアマチュアゴルファーの欲しいクラブに大きな影響を及ぼす。この結果がクラブの売り上げにどう影響を及ぼすのか楽しみだ。
そして、このドライバーの初優勝は今週なのか? どのプロなのか? 注目だ。